「1on1で写真撮影」の部屋、写真を投稿してくださった皆様、どうもありがとうございました。
舞台写真とはまたひと味違った、濃密な瞬間を感じさせてくれる写真が集まり、見応えのある写真集になりました。同じ一つの部屋なのに、時間によって踊り手によって、まったく違う雰囲気の空間だったのだなという様子も写真からはっきりと伝わって来て、面白いです。参加した1人の踊り手としても、初めて見るアングルからの自分の写真を嬉しく拝見しています。
この企画は自分としてもとっても新鮮な試みでしたが、改めて振り返ってみると主に2つの要素でできていたのだなと思います。一つは「踊り手と鑑賞者が1対1」であること。もう一つは「鑑賞者と踊り手が距離を図りながら写真を撮る。」こと。
普段の上演形式とは違った2つのアイデアが混ざり合った事で、踊る側にも観る側にも、とても面白い体験になったところもあり、また反対にその2つを両立させた為に見えてきた課題などもありました。1人5分間という制限時間が踊り手と鑑賞者にとって物足りなさなどを感じさせた場合があったり、携帯で写真を撮ろうとするとじっくり観られなかったという意見があったり。
今後また同じ企画を色んなダンサーを誘ってやってみたいとも思いますし、「1対1」であることと「写真を撮る」こと、2つを切り離して考えてみても、また新たな場所を創造できそうだと思います。
ご意見ご感想なども引き続き御寄せ頂けたらと思います。
私の踊る時間に入室いただいた一人一人の方々との瞬間瞬間が鮮明に思い出されます。
貴重な体験をどうもありがとうございました。
白井剛
ただいま本番後、楽屋にて
◎写真をお寄せいただきました皆様へ
PCの不具合により、写真をお送りいただきました方々の元データの多くを紛失してしまいました。
この場を借りて、皆様へのお礼とご報告を申し上げます。
ー Offsite Dance Project 事務局