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2014年2月『RE/PLAY(DANCE Edit.)』急な坂スタジオ


2010年12月31日金曜日

捩子ぴじんディレクション

僕が“コンテンポラリーダンスです”と言って活動を始めたのが2004年。面白いものがたくさんあり、盛り上がっていた。ただしその盛り上がりを享受していたのはごくごく一部で、それとは関係なく、多くの作家は自分のダンスに耳を澄ましている。同じシャンルでも作家と観客が自分の興味の外で会えば、お互いに作品はもちろん作家の名前も知らなくて、話が通じない。その中で今盛り下がっている感があるごく一部が僕のコンテンポラリーダンスであって、僕自身、公演をチェックすらしなくなっている。そして今回、自分のピュアな興味でワークショップ企画「試行と交換」の人選をしたら、ダンスの作家はほとんどいないという状況になってしまった。でも“ダンスだめじゃん”って言うつもりは全然ない。ダンスとは呼べない何かへの興味を経て、なお可能なダンスがあるでしょう。土方巽が舞踏のムーブメントを興したことを考えながら、まだ見ぬダンスに心焦がれる。だから「We dance 2011」は新しいダンスへ至る契機になるはず。この期に及んでなお新しいダンス、としつこく言っておく。

WS試行と交換 ファシリテーター企画
2/15(火)-2/20(日) 時間未定|大津ギャラリー、他
企画・出演:梅田哲也、川崎歩、危口統之、小林耕平、捩子ぴじん、橋本聡、山下残、core of bells
▶ジャンルを横断し、アーティストが自身の前提を揺さぶり新しい試みに取り組むワークショップ「試行と交換」(急な坂スタジオにて1/8-2/12開催)。ファシリテーターによるパフォーマンス/展示/トークセッション等を予定しています。

「FW:RE:試行と交換」
① 2/17(木)19:30 ②2/18(金)19:30|120分|YCC/B1F(定員50)|500円
出演:ワークショップファシリテーター、ワークショップ参加者
▶ワークショップ企画「試行と交換」の報告。ワークショップの様子を記録映像を見ながら振り返り、ファシリテーターに質問したり、そこでの内容を参加者と一緒に実践したりします。

フリンジ参加/フェデラツィア 「Eコレクティヴ」
▶詳細は以下をご覧下さい。

2010年12月29日水曜日

ハイネ•ロズダル・アヴダルと篠崎由紀子「Field Works-office」

「We dance 2011」における【TPAM&We dance presents】プログラムを紹介します。本作品は、「TPAM Direction Plus」のプログラムのひとつとしても紹介されています。申込受付は、TPAMウェブサイトより(申込方法の詳細は1月中旬アップします)



ハイネ•ロズダル・アヴダルと篠崎由紀子「Field Works-office」

2/17(木)-2/18(金)13:00-19:00|30分(10分ごとに二人ずつ入場)|集合場所:YCC/B1F「We dance 2011」総合受付(当日会場までご案内します)|1,000円(TPAMウェブサイトにて予約先着順受付・定員〆切)※「We dance 2011」回数券がご利用になれます。

▶ブリュッセル拠点「deepblue」のハイネ•アヴダルと篠崎由紀子が、設計事務所や銀行などで展開する、非演劇空間での創作/上演プロジェクト。音楽家ファブリス・モワネ、漫画家でパフォーマーのブリニヤール・バンリエンとのコラボレーションで、音/イラスト/身体を用い、観客一人一人と関わる親密な作品。ヨーロッパ各地のフェスティバルで銀行の建物や設計事務所、レンタルオフィス等で上演、好評を得ています。
日本初演となる今回は、馬車道駅界隈の、とある建築設計事務所にて開催します。パフォーマンスは、建築家やデザイナーが普段通りに仕事をしている状況の中で行われ、観客は10分ごとに二人ずつ入場し、そこに30分ほど滞在します。
異なる環境/状況の中で、ダンスをどのように見せる事ができるのか?またダンスの概念をどのようにして外せるのか?当たり前の事柄/風景が少しずつずれていく、フィクションとノンフィクションの狭間を行き来するパフォーマンス。音と絵と身体によるささやかな、しかしものの見方に疑問を投げかける作品です。

コンセプト&演出/ハイネ•アヴダル、篠崎由紀子
出演/ハイネ・アヴダル、ブリニヤール・バンリエン、ファブリス・モワネ、篠崎由紀子、特別ゲスト
音響デザイン&テクニカル/ファブリス・モワネ
ドローイング/ブリニヤール・バンリエン
写真&映像/ハイネ・アヴダル
プロデューサー/ハイネ・アヴダル&deepblue vzw、岡崎松恵(Offsite Dance Project)
テクニカル・ディレクター/遠藤豊(ルフトツーク)

主催/NPO法人Offsight Dance Project、国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2011 実行委員会
共同制作/Kaaitheater、 BUDA Kunstencentrum
助成/ノルウェー政府、ベルギーフランダース政府、公益財団法人セゾン文化財団、横浜における創造的活動助成
特別協力/急な坂スタジオ
協力/(株)コンテンポラリーズ、構造計画設計室 中村由美子アトリエ、(有)天野和俊デザイン事務所

カンパニーウェブサイト:www.deepblue.be

2010年12月28日火曜日

きたまりディレクション

きたまりディレクションは、前回ご紹介したフリンジ参加の山賀ざくろを含め、4つ。身体に実直に向き合おうとするプログラム構成です。2/19-20、ヨコハマ創造都市センター3Fが会場となります。こちらも、進化中!

私はコンテンポラリーダンスのマーケットの中で踊ってきた若者だと思います。その恩恵はありますが、どうも新しいもの新しいものと云う雰囲気はかないません。ダンスでしょう。身体でしょう。新しいものに感動するわけではなく、ダンサーの身体に感動するんでないんでしょうか。存在感のある身体、緊張と緩みのある身体、観客の目の前で繰り広げられる身体の圧倒的な力。そんな力のある身体を待ったダンスを目の当たりにした時の至福感を味わいたいと今回ディレクターをつとめるにあたって考えたことです。ただ技術を身につければ良いダンサーかと云えばそうではないし、身体がきちんとたっていると云うことはどういうことなのかと考えたり、今ここにある身体の素材に様々な角度からしっかりと見つめていくことで、なんでこんな時代に身体を素材に表現たるものをしているのだろうかと,きちんと考えたりするのも良いかもしれないと思っています。
新しいもの新しいものと云う戯言に流されずに、きちんと身体に付き合いたい。ただそれだけなんです。



Deep Body—日常から放つダンス

2/19(土)18:00|60分|YCC/3F(定員200)|2,000円
出演/山田うん、他
▶かしこまって踊ります、作品つくりますでもなく、日々の生活の少しのきっかけで踊りだす身体はどんなものか、世代の異なるダンサーが3人ただただ踊りたいからだを、貪欲にむさぼる時間は、見ていて踊りたくなるものです。

Deep Body—舞踏をとりまく身体

2/19(土)20:00|90分|YCC/3F(定員200)|2,000円
出演/室伏鴻、他
▶舞踏という踊りが現れて50年あまり。数々のダンサーが舞踏出発点に踊り続けている。そんなダンサーを世代別に集めて【舞踏】の話しを飲みながら語り、時々踊ってもらいます。時代の中で舞踏がどんな変化を遂げているのか,実は知らない裏話なんかもを覗き見てみたいものです。

Deep Body—思考していくダンス

2/20(日)17:00|60分|YCC/3F(定員200)|2,000円
出演/黒沢美香、山田せつ子/ルール提案者:前野隆司
▶40〜50年もの間、踊り続けているダンサー黒沢美香、山田せつ子の2人の即興に対して、ルール提案者にロボットや人の思考の研究者を介入して踊って頂きます。同じルールに対して異なる2人の身体がどんな所に行くのか。見物です。
(写真:大久保由利子)

フリンジ参加/山賀ざくろ 「もーしょん&えもーしょん∞あおいゆう」
※詳細は、以下をごらんください。

2010年12月24日金曜日

篠田千明ディレクション、いまだ進化中!

コンテンポラリーダンスのフォーラムのディレクターって、カタカナばっかり!!つまりよくわかんないってことだから、ばったり偶然あってしまっても楽しめる企画にしようと思いました。世の中には“わかる”ものだけでなりたってるわけじゃないけど、あ、そうやって楽しむんだ!!っていうきっかけは、価値観をこうかんっこすることで生まれるかな?って思って。“ダンサーインザ蚤の市”では欲しいものをゲットするために店番のダンサーと交渉してもらいます。お金以外のもので。”歩くだけでダンスになるぞ♪”は、ダンサーと建築家とインタラクティブアートの人とカラダについて話すなかでどんな話になるのかな?それを使ってダンスにできるかな?”Shall we UDON?”ではうどんを打ってご飯を食べるし、アフターパーティーではみんなで朝まで踊ろう!!とにかくプログラムに遊びに来やすい感じにしたのでしくよろ〜〜。

ダンサーインザ蚤の市
2/15(火)-2/20(日)会期時間内|YCC/B1F|入場無料
▶このフリーマーケットでは欲しいものがあった時に、お金以外の何かとあるものを交換してもらいます。それは例えば同程度の価値のものかもしれないし、ものじゃなくてもいいかもしれない。判断するのは店番をしているダンサーたち。店番によって変わる価値観を相手にがしがし交渉しちゃってください。プログラムの合間合間に突発的にやります。

歩くだけでダンスになるぞ♪
日時・会場:未定 ※会期時間内|入場無料
動きを考えるひと:砂連尾理/フレームを提案するひと:大東翼/どうなるを作るひと:小原光洋/反応を仕掛けるひと:望月茂徳/まとめるひと:シノダ
▶we danceの会場を歩くルートにいろいろ仕掛けをするよ!ダンサーと建築家とインタラクティブアートのメンツで異種格闘技的に話をしたらどんなものになるんだろう?誰にでも踊れるダンスって?そもそも踊れるってなにさ?どんな形式にしようか、どんな人に歩いてもらうのか、どんなことが起きるのか、そういう根本的なことから話していって、その過程も公開していきます。踊りと建築、とっかかりはそこからでどこまで広がるのか!会期中に実物を使ったデモンストレーションをやりますよ!お楽しみにっっ

Shall we UDON?
2/19(土)14:00|YCC/B1F(定員35名)|45分|1,000円
振付・構成:白神ももこ
▶その辺に転がってるものを白神ももこに渡すと、なんでもダンスになる。笛ラムネでも、おっさんでも、電柱でも、ビールでも、それはそれは楽しそうに踊りだす。ってことで、今回はうどんを打ってもらいましょう!!さあみなさん一緒にShall we UDON?一緒におぅどんろう!!参加される方はぜひ器を持参ください、打ち立てのうどんが食べられますよ!!

アフターパーティー presented by 快快
2/19(土)22:00〜|2,000円  ※会場未定
▶ダンス!ダンス!ダンス!色んなカラダがあるけれど、最後はやっぱり自分のカラダでおどろよトゥナイッ☆★こういうイベントがあった時にアフターパーティーがちゃんとしてるとぐっと印象良いよね、ってことで、ここはシノダのホーム、快快がパーティーオーガナイズしちゃいます。ゲストの詳細など、続報はどんどんwebに流すので待っててください!!

フリンジ企画/山賀ざくろ&フェデラツィア

「We dance 2011」では、個人の企画で参加しディレクターとの対話で実現する〈フリンジ企画〉が2つあります。参加アーティストとプログラムを紹介します。

ひとりは、「We dance」に連続参加の振付家・ダンサーの山賀ざくろさん。第1回目は山下残さんの「横浜滞在」に出演、2回目は新鋪美佳さんなど3つの企画に出演。今回は自らの企画で初参加となります。
もうひとつは、スロベニアから来日の「フェデラツィア」。主宰のグレゴール・カムニカルさんと福原隆造さんは、異なる世代間の交感と共同作業を通じてダンスリサーチを各国で行っている振付家・ダンサーです。「We dance」では岡田利規さん、手塚夏子さん、山下残さんと初めて出会い、対話します。


山賀ざくろ 「もーしょん&えもーしょん∞あおいゆう」
2/19(土)2/20(日)15:00|30分|YCC/3F(定員50名) |1,000円(当日券のみ)
演出・振付:山賀ざくろ/出演:小暮香帆
▶蒼井優の演技みたいなダンス作品がつくりたいんですよって小暮さんに話したら、わたし蒼井優がいちばん好きな女優さんなんですよって乗り気になってくれて、それじゃあやろうやろうということで、2回目の稽古のときに『百万円と苦虫女』で笹野高史がマイクで話すときの手の動きを小暮さんがマネしてやったのがおかしくて、次の稽古のときにわたしに『ハチミツとクローバー』のDVDを持ってきてくれることになっている。
写真:千葉絵理

フェデラツィア 「Eコレクティヴ」
①2/15(火)18:00 ②2/16(水)13:00/15:00/18:00|各120分|大津ギャラリー(定員20)|500円(当日券のみ)
企画・出演:福原隆造、グレゴール・カムニカル/出演:①山下残②13時:手塚夏子、15時:岡田利規、18時:山下残/プロダクション助成:スロベニア文化省
▶スロベニアで先進的なダンス・プロジェクトをオーガナイズしているダンス・コレクティヴ・プロダクション<フェデラツィア>。1日目は日本とスロベニア両国におけるダンス・ワークショップをテーマに、2日目は「インプロヴィゼーション」をキーワードに3人のアーティストと対話する。パフォーマンスにおける「こころ」、「身体」、「言葉」、「動き」についてアクティヴに語り合う、観客参加型インタラクティヴ・セッション。

ワークショップ試行と交換:申込受付情報

飴屋法水クラスは、定員〆切となりました。たくさんのお申込、ありがとうございます。
他のクラスは、現在申込受付中です。ご参加お待ちしています。

2/15-20 「We dance 2011」ラインナップ決まりました!

【2011年2月15日〜20日 会場;ヨコハマ創造都市センター、馬車道大津ギャラリー、周辺屋内外にて開催】

常に新たな展開を模索し、多様なダンスの価値観や考え方が共存する場を作っている「We dance」。第3回目ダンス・コミュニティ・フォーラム「We dance 2011」は、急な坂スタジオにおける「ワークショップ試行と交換」に続き、2/15-20に6日間のフォーラムを「馬車道駅」周辺の屋内外で開催します。

三人のディレクターによるプログラムは、ダンスのみならず、演劇、音楽、美術、映像のアーティスト、建築家やロボティクス研究者も参加し、多彩なプログラムが登場します。身体に実直に向き合おうとするきたまり、ジャンルを横断して身体の新たな可能性を拓こうとする捩子ぴじん、ユニークな発想で開かれたダンスの場を作る篠田千明。その中で、フリンジ参加の山賀ざくろとスロベニアのフェデラツィアのプログラムも行われます。

また、今回連携する「TPAM」と共同プロデュースで、各国で高い評価を得ているベルギーのハイネ•アヴダルと篠崎由紀子による「Field Works-office」を、とある建築設計事務所にて日本初演します。

多分野のアーティストによるパフォーマンス、展示、トークセッション、パーティーなど12プログラム。順次、詳細をアップしていきます。ご期待下さい!


「We dance 2011」ラインナップ

篠田千明ディレクション(2/15-20 YCCB1F、周辺屋内外)
・ダンサーインザ蚤の市
・Shall we UDON?
・歩くだけでダンスになるぞ♪ 
・アフターパーティー presented by 快快
参加▶白神ももこ/砂連尾理、大東翼、望月茂徳、小原光洋、他

捩子ぴじんディレクション(2/15-20 馬車道大津ギャラリー、他)
・WS試行と交換 ファシリテーター企画
・WS報告会「FW:RE:試行と交換」 
・フリンジ参加/フェデラツィア「Eコレクティヴ」
参加▶梅田哲也、川崎歩、危口統之、core of bells、小林耕平、捩子ぴじん、橋本聡、山下残/コレクティヴ・フェデラツィア、岡田利規、手塚夏子、他 

きたまりディレクション(2/19-20 YCC3F)
・Deep Body-日常から放つダンス
・Deep Body-舞踏をとりまく身体 
・Deep Body-思考していくダンス
・フリンジ参加/山賀ざくろ 「もーしょん&えもーしょん∞あおいゆう」
参加▶黒沢美香、山田せつ子、前野隆司、室伏鴻、山田うん/山賀ざくろ、小暮香帆、他

TPAM&We dance Presents(2/17-18 馬車道駅周辺オフィス)
・ハイネ•アヴダルと篠崎由紀子「Field Works-office」
(「TPAM Direction Plus」のプログラムとしても紹介されています)


[会場・アクセス]
ヨコハマ創造都市センター(YCC) ▶「We dance 2011」総合受付:B1F
 みなとみらい線「馬車道駅」
1b出口 [野毛・桜木町口(アイランドタワー連絡口)] 徒歩1分
馬車道大津ギャラリー
 みなとみらい線「馬車道駅」
5出口[馬車道口] 徒歩1分
※JR・市営地下鉄「桜木町駅」徒歩5分/JR・市営地下鉄「関内駅」徒歩7分

[入場方法のご案内]
無料〜2,000円
・すべてのプログラムは、「We dance 2011回数券」でご入場いただけます。
・回数券:2,000円(500円/5枚綴り) 4000円(500円/10枚綴り) ※2/15-20有効
・販売場所:YCC B1F「We dance 2011」総合受付にて、当日のみ販売(12:00受付開始)
▶定員のあるプログラムは、入場整理券が必要です。当日12時から「総合受付」にて発行します(先着順/定員〆切)。
▶TPAM & We dance Presentsの「Field Works-office」は、TPAMのウェブサイトで予約申込。

[問合せ先]
NPO法人Offsite Dance Project
Tel&Fax.045-565-2331 E-mail: info(a)offsite-dance.jp

主催:NPO法人Offsite Dance Project、国際舞台芸術ミーティング in 横浜(TPAM in Yokohama)実行委員会
助成:公益財団法人セゾン文化財団、横浜における創造的活動助成
特別協力:急な坂スタジオ
協力:(株)コンテンポラリーズ、構造計画設計室 中村由美子アトリエ、(有)天野和俊デザイン事務所

2010年12月15日水曜日

ワークショップ試行と交換:申込受付中

チラシがお手元に届いてない方に、追加情報です。

【ファシリテーター プロフィール】
飴屋法水:演出家/1961年生まれ。84年「東京グランギニョル」結成、以来、演劇、音楽、美術、ペットショップ等フィールドを越境した活動を展開。近年の演出作品に、平田オリザ作『転校生』、多田淳之介作『3人いる!』、サラ・ケイン作 『4.48サイコシス』、F/T2010における演劇ともインスタレーションともつかぬ新作『わたしのすがた』等。

危口統之:演劇・パフォーマンスなどを企画するチーム「悪魔のしるし」主宰、演出家/1975年倉敷市生まれ。横浜国立大学建築学科卒業。ふつうの演劇を作ることもある一方で、劇場性、物語性を欠いたまま為される行為の中から何らかの劇的瞬間や物語が立ち上がってくるような企画にも取り組んでいる。

橋本聡:1977年生まれ。最近の発表、2010年3-5月「行けない、来てください」(アーカス)、6月「来ると減る」(Art Center Ongoing)、7月「気象と終身」(アサヒアートスクエア)、7-10月グループ展「もっと動きを―振付師としてのアーティスト」(広島市現代美術館)、2017年「未来芸術家列伝IV」。

山下残:振付家/1970年大阪府生まれ。京都市在住。90年代中頃より振付家・演出家として創作を始める。主な振付・演出作品に、『そこに書いてある』(’02)、『透明人間』(’03)、『せきをしてもひとり』(’04)、『船乗りたち』(’05)、『動物の演劇』(’07)、『大洪水』(’10)、など。

core of bells: 2003年湘南で結成。2010年3月に待望のファーストアルバム「ボトルキープ2010」を発表。同年8月にはFUJI ROCKFESTIVAL’10「ROOKIE A GO-GO」に出演。カテゴライズ不能の自由極まりないサウンドと、一見「非−音楽」とも思えるアイデアでその音楽性を揺らがす手法が評判を呼び、その目を疑うほどに珍奇かつ圧倒的なステージングで話題を集めている。

小林耕平:美術家/1974年東京生まれ。99年愛知県立芸術大学美術学部油画科卒業。埼玉県在住。主な展覧会に「六本木クロッシング2007 日本美術の新しい展望」(森美術館)、「ヴィデオを待ちながら—映像、60年代から今日へ」(東京国立近代美術館’09)、など多数。神村恵カンパニー『385日』(世田谷美術館’10)に美術で参加。

川崎歩:振付家・ダンサー/アーティストとしてのキャリアを映像制作から始める。2001年にダンスと出会い、舞台作品を作り始める。視覚的に捉えた世界の事象を身体の隅々で〈実感〉して、〈共有〉するために、様々な〈振付〉の実験を試みている。関西在住。 

捩子ぴじん:ダンサー・振付家/2004年まで舞踏カンパニー「大駱駝艦」に所属し、麿赤兒に師事。退団後に独自の活動を始め、体に対する微視的なアプローチをしたソロや、体を物質的に扱った振付作品を発表する。ほかに〈実験ユニット〉での活動や、イベント「空き地」の企画などがある。

梅田哲也:展示やパフォーマンスなどの作家/廃材や日用品を組み合わせて、光や音、動きなどの現象をたちあげたり、その場の状況を逆手にとったような、独特で一回性が高い行為をおこなう。ライブイベントを拠点としながら、アジアやヨーロッパ各地における音楽フェスティバル、企画展や国際展などに数多く参加。

2010年11月24日水曜日

ワークショップ「試行と交換」申込開始しました!

アーティストが自身の前提を揺さぶり新しい試みに取り組むワークショップが「試行と交換」である。

「試行と交換」では、参加したファシリテーターが自身の興味を追求したり、
そこから脱線するような、普段はやらないアイディアを実行したりします。
また、参加したファシリテーター同士がクラスを行き来し、影響を受けあうことを期待しています。
ワークショップの参加者は“試行”と“交換”がアーティストの仕事に
フィードバックされる現場に立ち会います。
この人/作品に触れて以来、僕の中の何かが全く変わってしまった。
そういう経験をさせられたアーティス トに声をかけました。ここにあるリストの名前は、
まった く濁りのない、僕一人だけの興味です。
しかし、僕の人生を一変させたアーティストと作品は、僕一人だけではなく,
もっと多くの人に影響を及ぼす力を確実にもっているでしょう。
私たちは一人ひとりがごく狭いその人だけの世界に生きています。
アーティストの仕事は、その世界とは別の世界があることを意識させたり、
接点や共有する部分があることを気付かせたり、世界同士を強引につなぎ合わたりする力をもっています。
各ファシリテーターがこの機会を活用し、自身の前提を揺さぶる“試行”と“交換”に取り組むことと、
あなたがこのワークショップに参加することこそが力そのものでしょう。
このワークショップを、自身の世界を異なる世界に接続する機会として大いに利用して欲しいと思います。
捩子ぴじん(「We dance 2011」ディレクター)


【開催概要】

プログラムタイトル:第3回ダンス・コミュニティ・フォーラム「We dance 2011」/ ワークショップ「試行と交換」
日程:2011年1月8日(土)〜2月12日(土)※日時は以下をごらんください。
会場:急な坂スタジオ / スタジオ2
http://kyunasaka.jp/access/index.html


【ファシリテーター/開催日時/クラス内容

飴屋法水「いつもどおり」 
①1/8(土)10:30-13:30 ②1/9(日)10:30-13:30
特別な1日というものは特に無い。毎日毎日、なにかしらに出会い、反応してしまう。日々はそういうことの連続である。がんばってないのかと言われれば、生き物として当然な程度には、がんばっているし、それ以上でも以下でもない。ワークショップだろうがペットショップだろうが、いつもどおり、何かに会えば反応してしまうだろう。それは意図とは別のこと。つい、とか、うっかり、のカテゴリーに属することです。趣味は散歩です。

危口統之「客席の設計」 
①1/8(土)14:00-17:00 ②1/9(日)14:00-17:00 ③1/15(土)14:00-17:00
舞台と客席の関係に興味があります。客席は(いわば国境のように)空間的かつ固定的に区切られています。しかし、線はどこにでも引くことが出来ます。時間の中にも、人格の中にも。「重たいものを持たせると」美しい動きを見せる人。「好きな話題になると」聞いてるこちらまでうれしくなるような笑顔を見せる人。舞台/客席を仕切る線をちょっと変えることで行為芸術の可能性を更に広げることが出来るかも知れません。
http://www.akumanoshirushi.com/

橋本聡「場時盗風、ズボンに穴、壁に穴、風に穴、空に穴。工具や身体じゃ足りない
①1/15(土)10:30-13:30 ②1/22(土)14:00-17:00 ③1/30(日)14:00-17:00
[過]:ワークショップのヒエラルキーを利用し、縄等で参加者同士が拘束しあうよう促す。ほとんど動けなくなった彼らを監禁、その間に彼らから盗る。彼らが盗れるなら私からも。[現]:2月のフォーラム等に絡み、上演でなく穴の実践。舞台等の先取りされた場でなく、不確定で不意な場(ホームレスシーンと呼ぶ)を。[未]:私は2年、5年、いつか忘れた頃に参加者にアクセスする。Tel、メール、住所でなくとも名前や顔がアドレスに。[情報に穴]

山下残「豆腐屋は豆腐しか作れない」
①1/22(土)10:30-13:30 ②1/29(土)10:30-13:30 ③1/30(日)10:30-13:30 ④2/5(土)10:30-13:30
ダンスから、遠く離れても、それでもダンスになってしまう。これまでのいくつかの方法論を紹介しながら、いま興味のあることを、身近な素材を使って試したいと思います。新作に向けてのリサーチも含みます。いろいろな分野の人と、特に演劇の人に参加してもらえたらうれしいです。
http://www.zanyamashita.com/

core of bells ×小林耕平「core of bellsと小林耕平のクレージーフォーユー」 
①1/29(土)14:00-17:00 ②2/5(土)14:00-17:00
この場に「ひらめき」「思いつき」「ノリ」のアイディアを「力技」で「無理やり」出現させるための準備室。core of bells×小林の要素を分解しまぜる。「X」を出現させる、またはもうすでにこの場にあることに気づくことかもしれない。参加者と共に「X」の出現について模索する予定です。
http://coreofbells.fc2web.com/

川崎歩×捩子ぴじん「記憶をダビングする行為」  
①2/11(金・祝)10:30-13:30 ②2/12(土)10:30-13:30
子供のころに見て自分自身が決定されてしまったような映像はありませんか。それはテレビのCMやアニメ、映画の一場面であったり、常識で考えて現実にあるはずとは思えない、でも確かに自分は見たという白昼夢のような出来事の記憶だったりします。それらの映像が今、私たちの身体のどこに潜んでいるのかを探り当て、その記憶の映像をこの世界の物や人や場所にどのようにダビングするか、を探りたいと思います。
http://www.geocities.jp/nejipijin/

梅田哲也「難しいことをなるべく簡単にやる」  
①2/11(金・祝)14:00-17:00 ②2/12(土)14:00-17:00
たとえば"音楽"をやるとします。ただこの場合の"音楽"とは、譜面も演奏者も、ましてや物理的な振動すら無くても成立しうるものなんです。ただそこに音楽の鑑賞者がいればいいという。音楽とはモノのたとえなので""の中身はダンスでも何でもいいです。できごとに決められた要素なんてないんじゃないでしょうか。
http://www.siranami.com/

【参加方法】
■参加費:1回1,000円
■定員:各回15名(先着順、定員〆切)※連続参加を優先させていただきます。
■申込方法及び受付
・Offsite Dance Project 宛に、①氏名②参加クラス名と日時③連絡先(住所・電話番号)を明記し、メールでお申込ください。
 申込先:E-mail:info@offsite-dance.jp
・Offsite Dance Projectから申込受付の確認メールをお送りします。
 参加費お支払い確認後、受付完了となります。

2010年10月27日水曜日

「ワークショップ 試行と交換」のファシリテーター決定しました!

捩子ぴじんさんのディレクションによる「ワークショップ試行と交換」のワークショップのファシリテーターが決定しました。
全9日で18コマ。ダンス・演劇・音楽・美術などジャンルを横断するプログラム構成です。
各クラス内容や参加方法の詳細は、間もなく!

ファシリテーター:
飴屋法水/梅田哲也/川崎歩×捩子ぴじん/危口統之/橋本聡/山下残/core of bells ×小林耕平
(敬称略、五十音順)

日程:2011年1/8(土), 1/9(日), 1/15(土), 1/22(土), 1/29(土), 1/30(日), 2/5(土), 2/11(金・祝), 2/12(土)
   10:30-13:30/14:00-17:00
場所:急な坂スタジオ/スタジオ2
参加費:1コマ 1,000円(三時間)
定員:各回15名(先着順受付/連続参加優先)

2010年10月13日水曜日

11/9、京都でも「We dance」トーク

10/28-11/23「京都国際舞台芸術祭」開催中の京都にて、「We dance 2011」のディレクターが京都に集まり、トークセッションが開催されます。お近くの方は、ぜひご参加ください。

ひらく会議 「We dance 2011と神戸-アジア・コンテンポラリーダンス・フェスティバル♯2(仮)をディレクターと話す」

出演 きたまり、捩子ぴじん、篠田千明、塚原悠也
日程:2010年11月9日(火)
会場:Social Kitchen(京都市上京区相国寺北門前町699)
時間:19:00~
料金:500円
主催:捩子ぴじん
アクセス:地下鉄「鞍馬口」徒歩5分

(ウェブサイトより)
2009年より毎年横浜で開催され、アーティストの創作意欲とエネルギーの求心力でコンテンポラリーダンスの活性化を目指し、現代のダンス・コミュニティの形態を模索しているダンス・コミュニティ・フォーラム「We dance」と、多様な価値観が混在するアジアの現在をアジア及び日本の身体表現を通じて現前化する試みとして、2009年より神戸で新たな活動を開始したArt theater db Kobeが企画する「神戸-アジア・コンテンポラリーダンス・フェスティバル」。今年は横浜と神戸で開催される両プロジェクト共にアーティストがディレクターを務め、その四人のディレクターが京都に集います。それぞれ全く異なるバックグラウンドを持つ四人のアーティストが見ているダンスとは何でしょうか。プロジェクトに対する自身の関わり方、ディレクターの役割、プロジェクトに期待するもの。演劇・ダンス・パフォーマンスの未来を見据えるために、来場者を交えたトークセッションを開催します。
アーティストにかぎらず、ありとあらゆる分野の方々の参加を心待ちにしています。

詳細はこちら
http://hanareproject.net/event/2010/11/-we-dance-2011-2.php

ディレクターメッセージ from 篠田千明

ども!!踊りを見ることより夜踊りにいくほーが好きなシノダっす!でもコンテンポラリーダンスはたまにたまらなくかっこいー作品があって、そういうの見るとすっご!!!とテンションあがり、そのあがり方や頭の支配のされ方が他のジャンルより強くて長いんです。ヒキがはんぱないっつーか。で、だからすごいいいなあ、と思ってる、たんだけど、正直びっくりしたのが、ダンスを好きでよく見に行く人が、今やってる作品見に行くときに、「前よくて、最近はずっとダメなんだけど、新作がでると、またダメなんだろうなあと思いつつも、ダメなことを確認しに、ついつい見に行ってしまう、、、」という気持ちらしく、なにそれって思いました!!!!それはちょっと、好きな人にそんなこと思われてるなんて、ちょっと終わってね、って思って、それで、この話が来て、私はだから結構いいなあと思ってるから、その自分なりにいいなあって感じてる部分をちゃんと伝えられるような企画をやりたいです。
それで、その他こんなんやりたい!ってどんどん盛り上げる企画を募集するよーーー、でも、どしてそれがいいって思ってるか、わかるのがいい!自分自身が伝える気のないものは絶対人の気持ちを動かしたりしないんだから!
ちなみにシノダが今考えてる企画は、ダンサーがフリマやるんだけど、来た人はお金じゃなくて踊りで払う、とか、歩くだけでダンスになるスロープのコンぺ、とか、オタ芸まじめにコンテンポラリーにしてみる、とか、そんな感じだよ☺

篠田千明

2010年10月7日木曜日

急な坂スタジオからの創造支援

今年度も、急な坂スタジオの特別協力により、「We dance 2011」に稽古場を提供していただきました。
以下の期間、「We dance 2011」において、作品創造される方の稽古場として無料でご使用できます。
また、1月には同会場で、昨年に続き、3週間にわたるワークショップ「試行と交換」を開催の予定です。

使用日程:2011年1月6日(木)〜2月18日(金) ※1月17日は休館
会場:スタジオ2
http://kyunasaka.jp/

【プロポーザル随時募集】
NPO法人Offsite Dance Project宛 E-mail: info(@)offsite-dance.jp
※稽古場ご利用を希望される方は、プロポーザルに「スペースグラント希望」とお書き添えください。

2010年10月4日月曜日

ディレクターメッセージ from きたまり

モダンダンス、現代舞踊、コンテンポラリーダンス、常に時代を背景に新しいことに対する表現の中の言葉は、すぐに古くなっていく。
それは、その状況に甘んじてはいけないという表れかもしれない。
しかし、時代が急速に変化する中でカラダを素材にし、作品を作っていくことを選択することには何が必要なのだろうか。
カラダに対する方法論や問題意識は人によってそれぞれだろうが、実直な眼差しでカラダに対しての切り口を試行し、横浜の街の中で人との出会いをくり返していく。そのことを共有することで、この3回目の「We dance」が各アーティストにとって新しい発見を見つける場になればと思います。

きたまり

ディレクターメッセージ from 捩子ぴじん

古来より人間の社会には様々な潜在的な役割が備わっているのだと思います。
その一つを指して“アーティスト”と呼ぶならば、世界から作品が消え、
“アーティストは必要ない”と叫ばれる社会状況下に陥っても、
人間が存在する限りその役割は決して失われることはないでしょう。
我々の潜在的な役割とは何でしょうか、役割を共有することは出来るでしょうか。
この時代に生きるみなさんと、これから生まれる人たちのために、
ダンスにできるありとあらゆる方法を試してみたいのです。

捩子ぴじん

10/30、捩子ぴじん公演にて「We dance」トーク開催されます。

捩子ぴじんさんは、「We dance 2011」のディレクターのひとりです。
自身の主催公演の中で、「We dance」についてオープンに話し合う場を設けてくれました。
「We dance」の新たな展開に興味のある方、ぜひお気軽にご参加ください。

NPO法人Offsite Dance Project
岡崎
________________________________

ひらく会議 「We dance 2011をプロデューサーとディレクターと話す」

開催日 2010年10月30日(土)15:00〜
会場 小金井アートスポット シャトー2F
参加料金 無料
詳細:http://www.geocities.jp/nejipijin/

こんにちは。振付家の捩子ぴじん(ねじぴじん)といいます。
僕は来年開催されるダンス・コミュニティ・フォーラム「We dance 2011」のディレクターを務めています。
2008年より過去二回にわたり開催されてきた「We dance」は、今回初めての試みとしてアーティストがディレクターを務めます。
ディレクターは僕の他に、きたまり(ダンサー・振付家・演出家・KIKIKIKIKIKI主宰)、篠田千明(演出家・faifai)です。
なぜ今回ディレクターを?これまでとどう違うのか?ディレクターの役割とは?
今年武蔵小金井に新しくオープンしたスペース、“小金井アートスポット・シャトー2F”で「We dance」プロデューサーの岡崎松恵さんと話します。
そして僕は自身の関わり方と、現在進行中のWe danceワークショップディレクションの経過報告をします。

「We dance 2011」はアーティストにとどまらず様々な方々からプロポーザルを募集しています。
当日は企画の持ち込み、プレゼンも歓迎します。
新たな出会いと探求の場「We dance 2011」開催に向けて、是非みなさまのご意見をお聞かせください。

今回、集まりの名称を「ひらく会議」としました。
これまで企画・会場・メンバーは異なれど同じ名前で開催されてきたこの名前が1人歩きし、
各地で開催されることで、日本でダンスに関わる人々の集まりとして認知されるようになればいいと思います。

2010年8月14日土曜日

「We dance 2011」開催概要

大枠の開催概要をお知らせします!今後企画により変更する可能性もありますのでご了承ください。

【プログラム構成】
 「We dance」クリエーション&プレワークショップ:2011年1月6日(木)〜2月18日(金)/急な坂スタジオ
 「We dance」フォーラム:2011年2月15日(火)〜20日(日)/横浜各所

【開催形態】
主催:NPO法人Offsite Dance Project
提携:国際舞台芸術ミーティング in 横浜(TPAM in Yokohama)
助成:公益財団法人セゾン文化財団、Arts Commission Yokohama
特別協力:急な坂スタジオ

【使用会場と日時(予定)】 
スペースA:急な坂スタジオ| 1/6-2/18|Creation&Workshop
スペースB:馬車道大津ギャラリー| 2/15-2/10|プレゼンテーション
スペースC:創造都市センターB1F |2/15-2/10|プレゼンテーション
スペースD:創造都市センター3F |2/19-20|プレゼンテーション *2/18リハ使用あり
*その他、企画により「馬車道駅」周辺スペースの使用あり

【料金】 
ワークショップ:1クラス 1,000円 ※1日3クラス×6日(計18クラスを予定しています)
フォーラム:1プログラム 無料〜1,500円 ※スペース及びプログラムごとに設定予定

【コアメンバー】
プロデューサー:岡崎松恵(NPO法人Offsite Dance project)
ディレクター:きたまり、篠田千明、捩子ぴじん

【特記事項】
・フォーラムへのプロポーザルは随時受付ています(形式は問いません)。
・「We dance 2010」の参加には、参加費や会場使用料の負担金はありません。参加者の方には、参加費収入の一部還元、フォーラムのための準備や稽古場として急な坂スタジオのスペースグラントを得られます。

【お問い合わせ先】
NPO法人Offsite Dance Project メールアドレス:info(@)offsite-dance.jp

2010年7月14日水曜日

「We dance 2011」ディレクター決定!

第3回ダンス・コミュニティフォーラム「We dance 2011」では、3人の若手アーティストにディレクターを務めていただくことになりました。
きたまりさん・捩子ぴじんさん・篠田千明さん、いずれも1980年代生まれ、それぞれ独自の創造活動を精力的に行うとともに、身体表現の可能性に新しい視点をもたらす活動も行っています。
3人のディレクターには、今回期間や会場を分散して行われる「We dance」において各スペースやプログラムを担当していただきますが、相互連携しながら、これまで多くの人たちで作ってきた「We dance」の機能を生かし、アイデアをともに探求する場、疑問を投げ合う場、境界を越えた議論や活動が生まれるきっかけとなるダンスの場をともに作っていきたいと思っています。
引き続き、皆様のご支援とご協力をお願いいたします。

                       NPO法人Offsite Dance Project 代表・プロデューサー 岡崎松恵


【ディレクター プロフィール】

きたまり Kitamari/振付家・ダンサー
1983年生まれ。舞踏家・由良部正美の元で踊り始め、2001年~2005年千日前青空ダンス倶楽部のダンサーとして活動。京都造形芸術大学在学中の2003年よりダンスカンパニーKIKIKIKIKIKIを主宰し、京都を拠点に創作活動を行っている。「トヨタコレオグラフィーアワード2008」にて『サカリバ』でオーディエンス賞受賞。「 We dance」には、初回2009年より企画参加。本企画から生まれた『女生徒』で「横浜ダンスコレクションR2010 ソロ×デュオコンペティション」にてグランプリ受賞。2010年はプレワークショップ「試行と交換」のファシリテーターも務める。今回はフォーラムのディレクションを担当。
http://kitamari.com/company.html

捩子ぴじん Pijin Neji/振付家・ダンサー
1980年生まれ。2000年~2004年大駱駝艦に所属し、麿赤兒に師事。退団後に独自の活動を始め、体に対する微視的なアプローチをしたソロや、体を物質的に扱った振付作品を発表。2006年ジョセフ・ナジ振付『遊*ASOBU』の出演で国内外のツアーに参加。2008年に仏国立オルレアン振付センターのフェスティバル「TRAVERSES」にて作品を発表。近年は振付作品『syzygy』(2009年初演)の他、神村恵・手塚夏子・スズキクリとのユニットや、横浜国際映像祭2009オープニング「停電EXPO」等がある。「We dance」には、2010年の公募企画で初参加。今回はワークショップを中心にディレクションを担当。
http://www.geocities.jp/nejipijin/

篠田千明 Chiharu Shinoda/演出家
1982年生まれ。2004年多摩川美術大学在学中に小指値(koyubichi)を結成。2008年から演劇制作チーム快快(faifai)に改名し、中心メンバーとして主に演出と脚本を担当。〈ポップ化する演劇〉をテーマに、常に新しい表現を模索。演劇・ダンス・映像・パーティ・イベント等、既成のジャンルや上演形式に留まらない独自の活動を多彩なフィールドで展開し注目される。最近の個人の活動としては、2009年「キレなかった14才♥りたーんず」の企画及び脚本・演出、イベント『From Tokyo with love』のオーガナイズなど。今回「We dance」には初参加、フォーラムのディレクションを担当。
http://faifai.tv/faifai-web/

2010年6月6日日曜日

マカオより:白井剛

「1on1で写真撮影」の部屋、写真を投稿してくださった皆様、どうもありがとうございました。

舞台写真とはまたひと味違った、濃密な瞬間を感じさせてくれる写真が集まり、見応えのある写真集になりました。同じ一つの部屋なのに、時間によって踊り手によって、まったく違う雰囲気の空間だったのだなという様子も写真からはっきりと伝わって来て、面白いです。参加した1人の踊り手としても、初めて見るアングルからの自分の写真を嬉しく拝見しています。

この企画は自分としてもとっても新鮮な試みでしたが、改めて振り返ってみると主に2つの要素でできていたのだなと思います。一つは「踊り手と鑑賞者が1対1」であること。もう一つは「鑑賞者と踊り手が距離を図りながら写真を撮る。」こと。
普段の上演形式とは違った2つのアイデアが混ざり合った事で、踊る側にも観る側にも、とても面白い体験になったところもあり、また反対にその2つを両立させた為に見えてきた課題などもありました。1人5分間という制限時間が踊り手と鑑賞者にとって物足りなさなどを感じさせた場合があったり、携帯で写真を撮ろうとするとじっくり観られなかったという意見があったり。
今後また同じ企画を色んなダンサーを誘ってやってみたいとも思いますし、「1対1」であることと「写真を撮る」こと、2つを切り離して考えてみても、また新たな場所を創造できそうだと思います。
ご意見ご感想なども引き続き御寄せ頂けたらと思います。

私の踊る時間に入室いただいた一人一人の方々との瞬間瞬間が鮮明に思い出されます。
貴重な体験をどうもありがとうございました。

白井剛

ただいま本番後、楽屋にて




◎写真をお寄せいただきました皆様へ
PCの不具合により、写真をお送りいただきました方々の元データの多くを紛失してしまいました。
この場を借りて、皆様へのお礼とご報告を申し上げます。
ー Offsite Dance Project 事務局

2010年5月31日月曜日

「1on1で写真撮影」の部屋 写真ありがとうございました!

白井剛さんキュレーション「1on1で写真撮影」の部屋、12名のソロダンスが写真集になりました。
http://wedance.jp/2010/lightbox/index.html
とてもすてきな写真がたくさん集まりました。

写真をお寄せくださった皆さま、この場を借りてお礼を申し上げます。
ありがとうございました!

We dance
岡崎

次回「We dance」変わります!

「We dance」終了から3ヶ月余りが経ちました。
まだ整理のついていないことはあるのですが、次回「We dance」の準備を進める中で、新たな形を模索することにしました。

過去二回にわたり横浜の歴史的建造物である開港記念会館を全室使用して開催してきた「We dance」ですが、今年度は2011年2月に名称も新たにして横浜で開催が予定されている「東京芸術見本市(TPAM)」及び市内の参加劇場等とも連携し、2011年1月〜2月に市内中心部の各所で開催します。

開港記念会館は経済的なことや公会堂ゆえの厳しい使用制限もありますが、今回、芸術見本市と連携することで、横浜に根ざして活動する人たちとも一緒にダンスを考えるいい機会だと捉えています。

現段階ではまだ使用スペースなど公開できない状況がありますが、次回は見本市の会場に加え、周辺にある穴場的なスペースを独自に手配し、それらのスペースを横断しながら、アーティストの潜在的な力を照らし出す、アイデアをともに探求する、多様な考え方を共有できる、ダンスの場「We dance」を作っていきたいと考えています。

これらのとりまとめとして、わたくし岡崎がプロデューサーとして務めさせていただきます。
また、これまでアーティストの考える企画を中心にしてきましたが、それを一歩進めて、ワークショップやスペースごとで何人かのアーティスティックディレクターをたてて、プログラム編成や広報の方針、予算も含めて任せつつ、一緒に考えていきたいと思っています。
さらに、これまで準備会が多くを担ってきた制作を担当するチームを組織します。ここでは経験不問です。
新しい試みですが、「We dance」の誰もが出入り自由に発言する場はぜひとも残したいと思っています。

今後ブログにて、進行状況などお伝えしていきますので、時々のぞいてください。
そして、ディレクターの自薦、制作チームメンバーの参加、ぜひご検討ください。
また、ご意見などお聞かせお寄せいただけるとうれしいです。
ブログやTwitterは「we dance」に関わる全てのアーティスト・制作者の自由な発言の場ですので、引き続きご活用ください。


今後ともよろしくお願いいたします。

NPO法人Offsite Dance Project
代表/プロデューサー

岡崎 松恵

2010年2月16日火曜日

手塚です

We danceに、準備会から参加して様々な課程を経てきました。

感想として、ダンスのアーティストも少しずつ企画を自力で立ち上げる意識が生まれつつあると感じすごくうれしかったです。でも、もっとあってもいいと思っています。某かの問題意識を持って、別の物事だと思っていた何かを引き合わせたり、提示したり、問いを投げ込んだりするというのは、ダンスのシーンをより創造的なものにしていけると感じます。

私が今回、課程で持ち込みたかったけど、採用されなかった企画は例えばこんなことです。
もちろん、なんにも詰めてないので、突っ込み箇所は満載ですが、初期衝動として。

【採用されなかった手塚のアイデア】

1917年はおそらく私の祖母が生まれた年です。私の祖母はめっちゃ「モガ」(モダンガール)でした。だから、もしかしたら、1917年のことを考えるときに「モダン」という潮流について考えることになるのかもしれない、と思いました。(勘違いや飛躍があるかもしれませんので、もしそうだったらだだの恥かきなのですが、)

1)モダンという潮流について考える。
ダンスの場合、取り上げるべきモダンとはどんなことだろう
黒沢美香さんは唯一「モダン」を経て「ポストモダン」へと移行した人だ、と思いました。美香さんがどのように「モダン」を経たかと言えば、お母さんお父さんのスタジオからです。そこで、美香さんのお母さんあるいはお父さんをお呼びして、パフォーマンスや資料映像を含めたモダンダンスについてのトークをお願いする、というもの。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

モダンという時代に対しての抗いがどのような形で起き、現在にいたるか、という問いに対して、一つ言えることは、舞踏という形での抗いがあり、それが唯一と言っていい「日本発のムーブメント」が起きたということがあります。そこで

2)舞踏というムーブメントの起こりについて考える。
ということで、もちろん舞踏のどなたかをお呼びする、どういう方が良いかは私にはなんとも言えないのですが、ヒジカタタツミについて語れる人がいいのかもしれません。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

海外から日本にコンテンポラリーが大量に流入したのは、95年前後でしょうか?そういったリアクションとして基本的に「ジャパンコンテンポラリー」シーンはあるのであろうとも思います。あるいはそれらと2)の習合といってもいいかもしれません。流入してきたダンスの元々の潮流からは、日本のシーンは直接的に関わっていませんが、その流入した元のルーツというのは、ヨーロッパ、アメリカの文脈としてあり、そこが私たちが知るよりはずっと深くて多様だった、という印象があり、その中にジャドソンもあったのだろうと思います。そこで、

3)日本で活躍するコンテンポラリーのダンサーに、自分が影響受けたカンパニーについて、あるいはそのカンパニーや振付家のルーツについて、パフォーマンスを交えたトークをお願いする

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

そうして、それらのすべてをあわせても語り切れていないダンスというのもがあるとすれば、そこには、全く違った経路の身体的な影響、あるいは潜在的な受け継がれた身体のようなものがあるかもしれない、それを「神聖さ」という言葉で言うことは可能だろうか

4)「神聖さ」という文脈で見ることができるダンスを見てみる
具体的には、ベリーダンス(トルコ)、フラダンス(ハワイ)、ジャワ舞踊(ジャワ)、神楽(日本)、お囃子(日本)、能(日本)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

5)1917年生まれのお爺さん、お婆さんを舞台の上にお乗せする。話を聞く。
だいたい92歳ぐらいのお爺さん、お婆さんなので、かなり難易度は高いと思います。でも究極に身体というものについて考える機会になるやもしれませんね。

2010年2月15日月曜日

「We dance」ご来場ありがとうございました!

  


「We dance」が無事終了しました。
ご参加いただいた、すべての皆様、ありがとうござました。

終了後も話はつきず、タイムオーバーで散会。

企画すること、作品を創ること、踊ること、それぞれに新しい挑戦がありました。
そこから派生していくものがきっとあると、期待しています。

関わってくださった方々からメールが届いています。
このブログで、対話を続けたいと思っています。

せひご来場いただいた皆さまのご感想やご意見もお聞かせください。
次につなげたいと思っています。


感謝を込めて!

岡崎
info@offsite-dance.jp

Photo
左:プレ企画「試行と交換」キュレーター 手塚夏子 「1 on 1で写真撮影」の部屋でのダンス
右:「1 on 1で写真撮影」の部屋キュレーター 白井剛 「1 on 1で写真撮影」の部屋の前にて見守る姿

2010年2月13日土曜日

第1日目、無事終了!



「We dance」は、昨年7月開港記念会館の会議室の一室に集まったほんの数人でスタートしました。この間、徐々に漕ぎ手が加わって、アーティスト、スタッフ、観客、学生など100名を越える人たちでこの大きな船を動かしています。あっちこっち行きながら、今日の日を迎えました。

雨の中、多くの方々にご来場いただき、ありがとうございました。

今日一日会館を駆け回って、そこかしこで、ダンスの実験場、対話の場、出会いの場が生まれて、なにがなんだかわからないくらい、ごった煮の一日でした。人が集結することで生まれる何かがあるんじゃないか。その集まり方に一定の基準を設けず、立場やキャリアやジャンルを取り払って多くの人たちと一緒にいる時間はいいなって思いました。ダンスを通じて、そういう時間をたくさん持ちたいって、ますます思います。
明日はどんな時間を過ごせるのか、楽しみです。
明日は晴れるみたいです。ぜひご来場ください

お待ちしています。

岡崎

P.S. 白井剛キューレイション、「1 on 1で写真撮影」の部屋のライトボックスが更新されました。

(Photo: 上から、
「みんなで体操 by 伊藤千枝」
「子連れダンサー井戸端会議」
1on1で写真撮影」の部屋)

会/議/体 ゲスト参加者紹介

こんにちは。岸井です。
僕は待合室でパフォーマンスをします。ので、設営のすんだ会場の様子を見に、WE DANCE前日の会場に行きました。すると、オフサイトの岡崎さんから「岸井くん、ブログをもりあげてね!」といわれました。
さぞ盛り上がっていないのだろう、とこのブログを見たら、盛り上がっているじゃないですか!読んだら、僕なら見に行きますよ。試行と交換の報告会に巻き込まれたいし、1on1にずーっと入り浸りたいし、DAMAGESも全部参加して、あれもこれも、いやいや、会場に行くだけで、あんな人やこんな人がうろうろしていて、ダンス好きとしては、楽しくて楽しくて、もうよだれが、、、

あ、そうでした。

僕の作品「会/議/体」で何をするかは
http://wedance-offsite.blogspot.com/2010/01/we-dance-ver.html
で告知してはいましたが、そのとき、ゲスト参加者を紹介すると予告したっきりでした。します。

岸井の「会/議/体」は、「通りすがりの人の抱えているリアルな問題を、通りすがりの人と会議し、解決案をだし、実行をし始める」というパフォーマンスです。(詳しくは、上記リンク参照)ですが、会議毎に、いろんなゲスト会議出席者を呼んでいます。
みなさん、なんかの意味で問題解決のエキスパートばかり。
さっそく紹介します。盛り上げろとのことなので、無駄に盛り上がりながら書きます。スムースクリミナル聞きながら書きます。うそです。

一回目 13日の14時10分―15時10分
まず、柴幸男くん。劇作家で、先週岸田戯曲賞とりました。彼とは干支が同じです。12歳年下です。悔しいです。おめでとう、柴くん。「ままごと」というカンパニーを主宰しています。パフォーミングアート業界でとっとと出世する方法とかを議題にあげると良いかと。いえいえ、繊細で優しい人です。自分の悩みを会議で解決したいと言ってました。ファンのみなさまぜひ。
もう一人、大倉マヤさん。俳優で劇作家、マヤ印主宰。洗足学院のミュージカル科で演技の先生してます。双数姉妹に旗揚げから参加し、後独立。好奇心の赴くまま、いろんな人といろんなジャンルの演劇をやってきたオールラウンドプレーヤーです。大抵の悩みは経験に裏打ちされたポジティブシンキングで乗り越えてしまいます。悩んで動けなくなっている方にお勧めです。
サクサク行きましょう。2回目、13日の17時―18時は、快快の大道寺梨乃さん。僕はあんまり人に悩みを相談しませんが、この人にはしてしまいます。なぜだろう。この人も干支が同じなのに。で、僕は解決してます。なぜだろう。
他にも、キュレーターのHさんが来るらしいです。「会/議/体」に来るということは、知恵を出していただけるということ。寿町で何かやりたい方などいかがでしょうか。あ、別に人生相談作品じゃなかった。しまった。
3回目。14日の14時10分―15時10分は米光一成さん。ゲームデザイナーでぷよぷよとか作った人です。が、池袋のコミュニティカレッジでライター講座をやっている文章の先生であり、かつ、著書に「仕事が100倍面白くなるプロジェクト攻略本」があるなど、集団で仕事する専門家でもあります。毎日楽しいことを妄想し、実現してらっしゃいます。
そして、カワムラアツノリくん。初期型主宰。なぜwe danceにでて踊らないか謎です。会議を躍らせてもらいます。
最後、4回目。14日の17時-18時は、羊屋白玉さん。指輪ホテルアートディレクター。紹介不要でしょうか。いつもタフでかわいく真剣で冷静です。パフォーミングアートのいろんな狂った問題を、乗り越えて正気で生きてきた方です。
最後にART LAB OVAのヅルさんとクリさん。桜木町で、ずっと、13坪のアートセンターを愉快に回してきた2人です。僕は本当に尊敬しています。横浜国際映像祭参加で、最近は地域とアートのアイコンの一つですね。クリさんは、手塚さんや捩子さんの舞台で音楽を担当してた人というとご存知の方も多いかもしれません。
他にも、通りすがりに参加していただける約束をしている人、たくさんいます。
自分の問題を議題として出すもよし。人の問題を解決し実行するもよし。問題の解決される様を見て楽しむもよし。ダンスの合間に待合室で遊んで行ってくださいませ。
あ、僕の紹介も書きます。
岸井大輔です。劇作家です。演劇ってなんだろう、ということをずーっと考えてきて、最近は、東京アートポイント計画など、地域とアートで仕事をいただいています。演劇を定義し、それに基づいて範囲の拡大をし、表現するための作品を創っています。今日は、人が何かを始める場と、虚構と現実の境界に、興味をもっています。

2010年2月12日金曜日

〜wedance〜もいよいよ明日、明後日となりました。


 13日「白井企画」と14日「ピアノで踊る」に参加する山田せつ子です。今日は、白井さんの不思議な企画で、久しぶりに手塚夏子さんに会いましたし、遠田さん、神村さん、きたまりさんともども白井アイデアを生きるべく、話が弾みました。
 白井さんのなんとも不思議な企画書には、これまたなんとも不思議な言葉が並んでいて、それぞれのダンサーがどう取り組むか、とても楽しみです。観客の方もきっと踊ってしまうのではないでしょうか。
 黒田さんとの二度目のリハーサルはお互いがどう活き活きぶつかっていくかが命かもしれない。
 「ピアノで踊る」は相変わらずピュアなうんちゃん、鈴木君に混じってたぶん、私もきっとピュアです!どうぞ皆様楽しみにお出かけください!

山田せつ子

(写真:白井企画チーム、打合せを終えて/左から、遠田さん、きたまりさん、岡崎さん、せつ子さん、神村さん、運営スタッフ中村さん、白井さん、名生撮影)

ライトボックス

We danceの記録写真などを公開する為のページを新設いたしました。

いまのところ、「1 on 1で写真撮影」の部屋 の為のページになっておりますが、機会があれば、他の写真もたしていければなと思っています。

http://wedance.jp/2010/lightbox/


明日分のパスポートの予約締め切りは、本日の24:00です。

もう迷っている時間はありませんよー。

あなたも、歴史的なイベントの目撃者になってみませんか?


ワタナベシンヤ

2010年2月10日水曜日



いよいよ、We dance本番目前ですね。

「ワークショップ試行と交換」の記録を担当する手塚です。
とにかく膨大な量の記録ビデオと日々格闘しています。
そんな中で、ジャンルを横断する様々なキーワードが見えてきました。

言葉、逡巡、置き換え、水面、イメージ、枠組み、関係性、動きの根拠、ルール、素材

それらが複合的な問いとなって浮かび上がってきます。
映像を見ながら、ワークショップ参加者と手塚が問いを共有しながら実演したり議論したり、新たな問いを見いだしたします。思考と感覚のストーミングに、ぜひ巻き込まれに来て下さい!

手塚夏子

2010年2月9日火曜日

初めましてけんたろうです。今日は平仮名な気分です。
いよいよWE DANCE始まりますね。色々な人達と会えるので、
楽しみです。

僕は今回、内橋さんの音楽と踊ります。生演奏ではないので
音源を聞いてますが、まだどんなダンスをするか決めていません。
おそらく即興メインになりますが、色々考えています。
う〜どうしよう。内向的にならず、楽しみたいです。

白井さんの企画にもちょろっと出させて頂きます。

風邪気味ですが、日曜は良い踊りを見せたいです。
お時間ありましたらぜひ。他にも目白押しなので、ぜひ。

では日曜にお会いしましょう。


けんたろう

2010年2月8日月曜日

祝!きたまり「未来にはばたく横浜賞」受賞

昨年の「We dance」できたまりが初演した『女生徒』が横浜ダンスコレクションソロ×デュオコンペティションで、グランプリを受賞しました。おめでとう!種を育てた、きたまりの努力のたまものです。素直にうれしい。

きたまりは、今回もまた新たな試みに取り組みます。2/13-14には演劇とダンスの巧者を迎えての「ダンスを言葉にする道のり」。そのほか、白井剛さん企画の「1 on 1の写真撮影」の部屋の出演、伊藤千枝さん企画の「みんなの体操」の2/14を担当します。みんなの体操では、音楽もWe danceならではのセレクションとなっています。本番をお楽しみに!

岡崎

2010年2月7日日曜日

カフェトーク:『1917年ダンスの言葉』

こんにちは。koisoです。
いよいよwe danceも残す所一週間を切りました!

さて、
Lisa Koisoが担当させていただいています
『1917企画』
その設立までには多くの人々の協力と情熱が込められている訳ですが、
今回その過程で、1917年の資料やダンス、
その当時に芸術家達が発信した言葉の収集など、
ひと際ご尽力頂いた國吉和子さん主催によるカフェトークの開催が決定致しました。

企画名『1917年ダンスの言葉』

それでは、國吉さんから、その企画の中身をほんの少しだけお伝え頂きましょう。

*『時代が大きく動く時、忘れられない舞踊家が登場する。
1909年、1917年、1929年・・・・今回はこの1917年ロシア革命の年、デュシャンが「泉」を出品、バレエ・リュスが「パラード」を発表、日本では初代藤蔭静枝の第一回公演会が開かれるなど大切な出来事がありました。この頃にアーティストが残した言葉を拾いながら、その背景と志を探ります。彼等の遺言を2010年のアーティスト達に贈りたいと思います。』

いかがです?ドキドキしませんか?
このお話の詳しい続きは、是非素敵なカフェで。。。。。

このカフェトーク企画に際し、カフェ担当の内藤正雄さんには
この企画だけでご提供致します
『ドリンクとデザートのスペシャルメニュー』の開発をお願い致しました。
また、『ギャルソン』としてダンサーの石田陽介さんも参加。

此処だけの、特別な時間を過ごされる事をお約束します。
是非、ご友人、ご家族皆様でいらして下さいね。

*本企画には定員が御座いますので、ご了承くださいませ

You don't know what dance is

ごきげんよう。
ワタナベシンヤでございます。

参加アーティストの皆さん、すてきな写真を送っていただき、本当にありがとうございました。楽しいチラシ&共通パンフレットができました。おかげさまで、広報活動も無事終わりそうです、早くも打ち上げが楽しみなシンヤです。

さて、打ち上げと言えば: 先週、伊藤キムさんたちと公演で宮崎に行きました。打ち上げは3次会までおよび、伊藤キムさんとたかぎまゆさんがDuoですばらしい熱唱合戦。二人とも歌がうまくてビックリ。そして、アーティストの方々は、歌っている時もダンスしてましたー。さすが。

福岡在住のダンサー百田彩乃さん達も打ち上げに参戦してくれて、踊るは、歌うは、話すはで、九州のダンスシーンの話など、いろいろ教えてもらいました。彩乃さんには、来年のWe danceの公募に、是非是非、参戦してくださるようお願いしました。キムさんは、今年は、We danceに参戦できないとのこと。来年、手伝ってくださいとお願いしてあります。

We danceに参戦と言えば、何があるか分からない!: 私が We danceと関わりを持ったのは、キムさんに、シンヤみたいのは、We danceに行った方がいい、と昨年言われて、見に行ったことがきっかけです。それが、今年は準備室に参戦することに!!、人生、何があるか分からないものです。ということで、何があるかマジで分かりませんが、皆さん、参戦するつもりで、「お気軽に」ご来場ください。アーティストの方々で、出演せずに参戦の方は、事前登録をお忘れなく。

分からないと言えば、ダンス(それは秘密…): 宮崎の公演で、ご一緒した舞台監督の松下清永さんから、ドラマトゥルクってのは、いまだに何のことか分からん?と、チキン南蛮をサシで食べているときに突っ込まれました。秘密にしておいてもらえるとありがたいのですが、実は私も分かりません(ドラマトゥルク命名は、岡崎さん@世田谷美術館、それまでは、「その他」という職種にしてました)。

結局は、ダンスとは何であろうか?ということを考えていくのが、私の日常ではありますが、なかなか簡単ではありませんね。まさに、仕事をすればするほど「I don't know what dance is」なのです。ついでに、私は、いまだ独身なので、「You don't know what love is(あなたは愛が分からないのね)」でもあります。松下さんから、ダンスは分からんけど、大丈夫、普通に結婚できるからと宮崎では励まされました。

秘密と「あなたは愛が分からないのね」と言えば、1on1で写真撮影: 技術協力をしていることもあり、白井さんの、1 on 1の企画、できれば、是非参戦して、皆さんの写真を撮りたいぐらいなのですが、、、じゅんじゅんと新作を作っていまして、それが、2/19-21上演なので、参戦できそうにありません(涙。愛といっしょで、人生は、なかなかうまくいきませんね。電脳世界からのサポートは続けます。打ち上げには、なんとか参戦しょうと思います。その際は、皆様、よろしくお願いいたします。

皆さん、13日、14日と、全開で楽しんでくださいませ。


メイメイ


センベイ(私にとっての喫茶店と言えば、下北のマサコです。昨年、閉店しましたが、、、)

2010年2月6日土曜日

白井剛より from 京都

只今こちらは京都に滞在しています。3月に公演する作品の製作中。
先月急な坂スタジオでの高嶋さんとの交換ワークショップや他の皆さんのワークショップに参加・見学したときに話したり起こったりしたいろんなことが、ヒントになっています。
手塚さんの言葉通り、確かに耕されていました。そして種も蒔かれてたことに気づく。芽はでるか。

いよいよ間近な感じがしてきた13・14日のwe dance。僕のキュレーションしている8号室の『「1on1で写真撮影」の部屋』も、出演していただくダンサーとスケジュールが、やっと決まりました。
自分含め総勢12名。一人ずつ45分交代で、一つの部屋の中で踊ります。お客さんも一人ずつ入室(5分間)。携帯で写真も撮れます。撮り放題!。撮らずに観るのもありですが。でもやっぱり撮ってみて欲しいかな、企画としては…。いやいやその辺の意図なんて最終的には…。などなど、実際どうなるかやってみないと分からないけれど、イメージトレーニング。
ダンサーにとってもたった一人を相手に踊るなんてどきどきですが、引き受けてくださった皆さん、どうもありがとうございます。キュレーションした僕自身もできることなら全部覗き見たい人物ぞろい。でも部屋の中は二人の秘密(ダンサーとお客さん)なので、悔しいけど僕も見られない。「後は御二人にまかせて…」。キュレーターは仲人みたい。
12人で2日間、合間の交代時間を含めて計14時間、なんだかダンサーによる超ロングな駅伝みたいだなと、スケジュールを組みながら思いました。タスキでも作ろうか…。でも8号室がタスキなのかな。

二人が出会う、始まりも終わりもないダンスの部屋。茶室のように、博物館のように、動物園のように、お化け屋敷のように、待合室のように、ホテルのように、森のように、はたまた…。ダンサーと観客によってそれぞれどんな時間と空間と体験になるのか。

【スケジュール】
2月13日(土)
1300~1345 白井剛
1400~1445 神村恵  
1500~1545 捩子ぴじん 
1600~1645 山田せつ子 
1700~1745 森下真樹 
1800~1845 きたまり 
1900~1945 白井剛

2月14日(日)
1300~1345 手塚夏子 
1400~1445 川口隆夫  
1500~1545 白井剛  
1600~1645 山賀ざくろ 
1700~1745 KENTARO!! 
1800~1845 遠田誠 
1900~1945 山田うん 

2010年2月4日木曜日

最後の準備会ミーティング!

本番まで、あと1週間余りとなりました。ということで、2/3は最後の準備会ミーティング。
開港記念会館の近所にある「なか区活動センター」は長居ができて、印刷室があったりして、いろいろなチームに分かれて同時に打合せ可能な広いミーティング室があります。無料登録制、舞台班にはなかなかに便利です。ネットもつながってすっごく便利。
昨日は午後3時から8時半まで断続的な打合せ、参加アーティスト、スタッフ、運営ボランティア、集合です。
終了後、打ち上げ会場探しにかこつけて、店じまいまでビールを飲む。

明日は追い込みのプレスに励もう。がんばる。

チラシ折り込みをご希望の皆様へ

We dance で配布するパンフレットへのチラシ折り込みをご希望の皆様へ
お知らせ致します。

折り込みの詳細は以下の通りです。

開始日時:2月12日(金)14時

場所:横浜市開港記念会館1号室(住所:〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町1-6)
http://www.city.yokohama.lg.jp/naka/kaikou/

折り込み部数:500部

14時より、お持ち頂いた各団体様のチラシを並べ、折り込んでいきます。
折り込みをご希望の方は、お時間に遅れないようにチラシをお持ち
くださるよう、お願い申し上げます。
※事前予約は必要ありません。直接チラシをお持ちください。

ご不明の点がございましたら、
We dance準備室の大村までご連絡ください。
問い合わせ先(E-mail): oomura@kaimakup.com

2010年2月2日火曜日

神奈川新聞「We dance」記事が掲載されました。

1/23の急な坂スタジオにて神奈川新聞の取材があって、本日の芸能欄に掲載されました。
WS終了後同席の白井剛さんのコメントも含め、劇場でない開港記念会館で開催するダンスプログラムの特徴を的確に伝えています。
どこかで手に取って読んでもらえるとうれしいです。

岡崎

2010年2月1日月曜日

「みんなのWe dance」〆切る。

「We dance」に映像でも参加ということで、1/31に〆切ました。
今回海外で活動するアーティストからの応募もあって、ダンスの記録にとどまらず、ダンスビデオとしてのクリエーションが確立しているのだなあと実感。

本番までには公募作品を含めた上映スケジュールをwebにてお知らせしますが、速報です!
webの見出しで告知している「ダンスアニメーション」に、2人の映像作家、大川原亮さんと中田彩郁さんが参加します。
大川原さんは、映像出身の川崎歩さんとのトーク出演も決まりました(2/13 19:00「Trailer」の終演後/9号室にて)。
初めての顔合わせですが、新しい出会いからなにかが生まれるといいなあと思っています。
お楽しみに!

岡崎

2010年1月31日日曜日

1月

1月も終わりWSも終わり。しかし実にWSにはいろいろな方がいらしていました。
急な坂スタジオからこどもの声が聞こえたり、毎週お見かけするお顔があったり。
イロイロな人が集まり、いつもの場所が少しずつ変化しているようでした。
いよいよ、あと2週間になってきました。丁度、2月14日は春節。
横浜はにぎやかそうです。

ワークショップ試行と交換、終了しました!


岡田利規からスタートしたワークショップ、最後の手塚夏子クラスで全日程無事終了しました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
そして、ファシリテーターの皆さま、コーディネーターの手塚さん、スタッフの皆さま、本当にお疲れさまでした!

昨年の「We dance」では、ワークショップは中村恩恵さんの3時間のクラスがひとつ。
今回は全24クラス、毎週末4週間。
プレ企画に集約したことで、のびのびとゆったりしたダンスの試行/思考の場となりました。
多くの方が複数クラスを回を重ねて参加してくださったり、
また、ファシリテーターが他のクラスに参加し合ったりしたりと、
回を重ねることの大切さを改めて実感しました。
ジャンルや作品の方向性は違っても、同じところで悩んだり、時間をおいて問い直したりと
それらを間近で見ているのもとても刺激的でした。

このワークショップの報告は、2/13-14の「We dance」で行います。
映像と実演で各日3時間、その一部がご覧になれます。
ぜひご参加ください。

岡崎

(写真:コーディネーターの手塚夏子さん、WSを終えて)

2010年1月30日土曜日

制作日記

制作を担当している岡崎です。
1/29は朝から横浜の新聞社回りで街をあちこち、1時から5時まで門前仲町の「門仲ホール」でピアノで踊るチームの稽古。それぞれ個性の異なるダンサーと黒田さんとのコール・アンド・レスポンス、楽しみです。
そんなこんなで爆睡してブログ一日休みました。すみません。

WSはあと一日。まだ「見学」枠、あります。ぜひ、ご参加を!

2010年1月28日木曜日

白井剛キュレーション「1 on 1で写真撮影」の部屋 出演者決定!

白井さんの企画の出演者が決まりました。今回「We dance」のプログラムの中でも、一番小さな部屋「8号室」で行われます。
近日、日程などの詳細をウェブにてアップします。

企画・出演:白井剛 
出演:遠田誠、神村恵、川口隆夫、きたまり、手塚夏子、捩子ぴじん、森下真樹、山賀ざくろ、山田うん、山田せつ子、KENTARO!!
技術協力:shin-ya b.

「ご予約個室にダンサーと2人っきり。
初対面はお互い様。5min。カラダと視線の秘密のデュエット。」

2010年1月27日水曜日

横浜と開港記念館と

こんにちは。まくらとジョーロの石原と申します。
今回のWedanceの会場、開港記念館。
横浜のはじっこ育ちの私にとっては何となくですがゆかりのある場所です。
開港記念館周辺は多種多様な街が混在している感じです。
少し歩けば、がらりと街が変わっていきます。
今日、こんなのやりますとWedanceのことを話すと、
「あ、この人知ってるよ」と私の見ず知らずの人を指差す知人。
なんだか本来の目的だったはずの何かとは別の出会いも連れてきそうなWedance。
開港記念館がある場所と重なるように不思議な接点がちりばめられているはず。。。
と思うのでした。

2010年1月26日火曜日

ワークショップしました。

はじめまして、WeDanceに昨年に引き続き、京都から参加させて頂きます、きたまりです。先週末23,24日にさきがけて、試行と交換のワークショップのファシリテーターとして、急な坂スタジオにいきました。急な坂スタジオは初めて行ったのですが、のんびりとして良い所ですね。桜木町も飲み屋には困らない素敵な所でしたね。
さて、まじめな話を。今、私が取り組んでいるのは、あいうえお、の音のひとつひとつにフォルムをはめ込んで、振付けを作るということをやっています。全部で48個ある、フォルムを、例えば【ごめんなさい】【ありがとう】【こんにちは】などの言葉をはめ込み組み立てて踊ってもらうということです。WeDanceの本編でもその方法で、地点の大庭裕介さんと、まことクラヴの遠田誠さんに振付けを行い、ショーイングをします。なので、ワークショップでもそれを試行させて頂きました。こんな形のワークショップをするのは初めてだったのですが、受講生の方々が本当に一生懸命一緒に言葉を考えてくれたり、予想外のものを見せてくれたりと充実した時間でした。
初日終わって、岡崎さんと白井剛さんとご飯を食べにいって、Wedanceのことをワイワイ話していたら、だいぶ興奮しました。写真を撮ったのですが、アップのしかたが分からないので、又わかったら致します。ホンマに、この企画おもしろい。

2010年1月25日月曜日

あと3週間!!

1917企画を担当しておりますLisa Koisoです。
『何で、名前が英字なんですか?』と聞かれますが、よく海外の人に間違えられる(インド人、アジア系のヨーロッパ人。。。。)ので、それならそれで、みんなが読めたらいいよね☆
と凄くテキトーな理由でこうなりました。

We dance開催まで、残す所あと3週間。色々と試行錯誤の上、ここまで来ましたが、まだまだ、やれる事がいっぱいある!やらなきゃいけない事もいっぱいある!
もやしを栽培するなら、3回は収穫できます。(栽培しませんが。)

1917企画はじめ、今、全ての企画ががんがんエンジンをふかして、その時を待っています。
私も、滋養強壮に富んだものを食べて、当日に挑みたいものです。
皆様、ご家族ご友人お誘いの上、どうぞいらして下さい!
また、美味しいものを食べたい腹ぺこさんにも優しい、『カフェ併設』ですので、いざ!どうぞ!

2010年1月24日日曜日

こんにちは。
今回、公募企画で参加させていただくことになった、タカギカンパニーの高木生と申します。
名前は読みにくいかもしれませんが、生と書いて、あらた、と読みます。
皆様よろしくお願い致します。

四谷アート・ステュディウムという学校で、美術を勉強して参りましたが、
特に経歴として記せるようなものはなく、
ほとんどの方はぼくをご存じないと思いますので、少し自己紹介をさせていただきます。


ぼくの出身地は大阪で、生年月日は1977年10月26日です。
今は東京に住んでおり、こちらに来るまではバンドのようなものをしていました。

バンドを始めた頃は、当時流行っていたナンバーガールのようなロックバンドをやりたい、
と思って小さなライブハウスでがんばって活動していましたが、
だんだんと、自分でも何をやっているのか分からないような、
変な音楽(とも呼べないようなもの)しかしていないことに気づいていきました。

それで、自分の関心を整理して、
美術とか芸術と呼ばれているものをちゃんと勉強したいと思い、
一念発起して、上京し学校に通うことにしました。

ちゃんと勉強できたかはともかく、学校ではたくさん失敗をして、
いろいろ面白い作品を見て、素敵な人たちに出会うことができました。
刺激的で、有意義な時間を過ごせた気がしています。


今回、We danceに参加出来ることになり、ぼくの考えるダンス、
あるいは舞台芸術を発表できることを大変喜ばしく思っています。
今もまだ分からないことだらけなのですが、 学んだことを精一杯ぶつけたい気持ちです。

また、様々なかたちで参加される他の企画も大変興味深く、
こちらをご覧になられている皆様にも、是非会場に足を運んでいただき、
皆様ともども楽しみながら、多くのことを深く考えられる機会にしたいと願っております。


なお、以下は、今回の作品に直接関係はありませんが、
自己紹介ついでにぼくの好きな曲を貼付させていただきます。
それでは会場でお会いできることを楽しみにしております。

http://www.youtube.com/watch?v=ogJFXqYEYd8


タカギカンパニー 高木生

2010年1月22日金曜日

「We dance」準備会ミーティング:2/3開催

本番まであと3週間余。制作も大忙しです。運営協力ボランティア大募集です!

日時:2月3日(水)18:30〜20:30
会場:なか区民活動センター ミーティングエリア(ZAIM別館1階)
アクセス:http://www.city.yokohama.lg.jp/naka/ncac/acsess.html

「We dance」を一緒に作ろうという方、ぜひご参加ください(要事前連絡)。

2010年1月21日木曜日

wonder/wander リハーサル 井手実

こんにちは、井手実です。

昨日1/20、夜急な坂スタジオでリハーサルをしました。
長谷川宝子さんは明日22日から江古田バディでの公演があり欠席。
(なんと長谷川宝子さんの所属する「トンデ空静」の主宰:松原東洋さんは、Wedanceに参加される石田陽介さんの作品に出演予定なのです。)

wonder/wanderというこの作品は、出演者の記憶に基づき、様々なアプローチで空間を作ります。
リハーサルは勿論、色々な出来事が、作品のソースを産み出します。
1979年から1985年までに生まれたこのメンバーに共通する出来事は様々で、つまり流行歌や、見ていたテレビ番組などをはじめ、この時代を生きる事で感じる感覚など、限りなく近しいものや、まったく違うことまで多様です。

昨日はメンバー4人に関するそれぞれの記憶に残る地図を描いて貰って、その場所に描いた者とは別のメンバーが実際に行ってみた記録映像や、インタビューを交えつつ、覚え違いや、時間軸を歪ませる、などなど試みました。
いろんな記憶やら、いろんな人が一人のダンサーや、そのまわりに登場して、まるでイタコさんのようです。




急な坂スタジオの帰り道、偶然リハーサルが一緒だったY君と、帰りの道中を一緒に帰る。
久しぶりに会ったのに、会話が弾まないのは、二人ともおなかが減って&肉体的に疲れていたからでしょう。
腹が減っては・・・といいますし、
ここは栄養のつく物を摂取して、踏ん張って行こうと思います。

2010年1月20日水曜日


We dance準備室の大村英明です。
本日は、待合室チームの会議でした!

受付に関するもろもろの打ち合わせでした。多くのプログラムが
行われるイベントですので、受付ひとつとっても色々な状況が
想定されるため、決めておくべき内容が盛りだくさんです。


ご来場の皆さんに、気持ちよく、かつスムーズにイベントを楽しんで
頂けるよう、待合室チームも全力を尽くします!

チケットのご予約、お待ちしております!

2010年1月19日火曜日

ベルギーから、「みんなのWe dance」

待合室の映像企画で上映するDVDが、ベルギーから届きました。
篠崎由紀子さんとハイネ・ロズダル・アウ゛ダルさんが中心になって2001年に結成したブリュッセル在住のカンパニー「deepblue」のダイジェスト。「ダンスってなんだ!」と思わせる実験的な試みの数々が垣間見えます。来月には「みんなのWe dance」の上映スケジュールをwebにアップしますので、パフォーマンスの合間にぜひ見てみてください。

篠崎さんとハイネとの出会いは、1998年在外研修でシアトルのOn the Boardsにいた時のこと。メグ・スチュアートのカンパニー「Damaged Goods」で踊っている篠崎さんを見て、どう見ても日本人だ、と思って声をかけたのが最初です。それ以来、プライベートなつきあいから、篠崎さんと山田うんさんとのコラボレーション『ひび』に発展し、BankART 1929時代にハイネのレジデンシーをホストする機会にもつながっていきました。最近の『Field works』は、Offsite Dance Projectとのコンセプトとも非常に似ていてとても刺激的です。興味のある方はカンパニーのウェブサイトをご覧ください。
www.deepblue.be

遠方から「We dance」に関心をいただけるなんでうれしい限り。
映像企画の応募は1/31まで。お気軽にお問い合わせください。

おかざき

2010年1月18日月曜日

試行と交換これから後半戦

ワークショップ「試行と交換」も半分まできました。
ファシリテータも、様々なトライアルをする中で躓いたりもがいたりすることもあり、その手探りする時間を共にするのは本当にスリリングです。また、お互いにワークショップを見学しあったりすることで、横断する問題意識を見いだすこともあり、ぞくぞくします。一緒に公演を行ったことのある黒沢美香さんや、振り付け作品で踊ったことのある矢内原さんの作業を一日のうちに見ていくと、同じ「振り付け」でも「振り」の起こりかたやその扱い方の違いを目の当たりにして新たな発見があります。
またこの後、去年初めてロンリーウーマンで交代したきたまりさんや、音楽の本質的な問いに向き合っている宇波拓さんなど、ニューフェイスのプログラムもありすごく楽しみです。受講しているみなさんが、またとても個性的かつ強いエネルギーの持ち主で、ファシリテータと対等に試行している感じです。まだまだ熱き戦いは続きます。乞うご期待!

手塚夏子

2010年1月17日日曜日

捩子ぴじん「4 damages」稽古の日

「4 damages」は今日千歳烏山の公共施設で稽古をしました。
メンバーは振付家三名と、ミュージシャン一名の編成です。
お互いの方法論を交換したり、創作の共通項を媒介にしながらも、
絶対に交わらない境界はぼやけさせることがないように気をつけながら、
どのような形で実験の成果を発表しようかと、試行、錯誤しています。
今日はある動きを拍子に変換して、
その拍子からまた別の動きをつくり、それをまた拍子に変換する、
そして再度動きに変換して、最初の拍子と合わせて動く、
ということをやりました。
「4 damages」ですので変換による劣化、損傷をテーマにしています。
出来上がったものはすべて他人に手渡して、
間違った使い方をしてもらいます。
そして「4 damages」は“フォー・ダ・メージーズ”ですので、
バンドもやります。
四人いて、四十分、四コマありますので、いろいろやります。
稽古後に明治神宮にあるパワースポット“清正井戸”に行きました。
青森のレジデンスで作品制作に参加しているため、
今日が最初の稽古参加となったダンサー・振付家の神村恵さんと、
“we dance”参加作家で仲良しの美術作家、井手実くんと
一緒に行きました。
到着しましたが、四時間待ち、とのことで諦めました。
テレビで紹介されていたのを見たのと、
今日は表参道にあるスパイラルホールの公演を見に行くので、
我々はそのついでで行ったのですが、やっぱり皆さんテレビでしょうか。
そしてスピリチュアル熱にかかっているのですね。
横浜国際映像祭2009で、アート・ラボ・オーバの霊視コーナーが、
朝から整理券が発行されてしまうほど盛り上がったそうです。
そして、会場に冷ややかな監視の目を向ける横浜市の職員が、
そのブースにだけは家族連れでやってきたと聞きます。
いやな世の中になったものです。
アート・ラボ・オーバは岸井大輔企画「会/議/体」に参加します。
これは楽しみです。
三人でお参りをしてから、徒歩でスパイラルホールへ向かい、
今日から開催される
ポストメインストリーム・パフォーミング・アーツ・フェスティバル2010
メゾンダールボネマ「リッキーとロニーのバラッド」を見ました。
詳しくは書きませんが、素晴らしく良かったです。
これはお勧めしたいのですが、残念ながら今回は今日が楽日です。
もしかしたら、海外で、また日本でも、
お目にかかることがあるかも知れません。
そして現在「試行と交換」が行われている急な坂スタジオから、
すこしだけ離れているのですが、神奈川県民ホールギャラリーで
開催されている「日常/場違い」展も、詳しくは書きませんが、
素晴らしく良かったです。「試行と交換」に参加したら、
その足でぜひ見に行ってください。
僕は「we dance」では自分の企画と、新鋪美佳「ドレミ空」、
白井剛キュレーション「1on1で写真撮影」の部屋に参加します。

2010年1月16日土曜日

「会/議/体 we dance ver.」とは?

こんにちは、岸井大輔です。劇作家です。

おととい、we danceの飲み会にいったところ、照明家のアイカワさんに
「岸井、チラシ見てもよお、おまえなにすんだかわかんねんだよ」
と笑顔で囁き掛けられました。

そうかな?

ちなみにチラシの説明は

「会場で投書されたあらゆる問題に、通りすがりの5人と10分会議して解決案を出し、実行までします」

・・・たしかに、わからないぞ。

ということで、オフサイトの岡崎さんにおねだりして、
何するか
を書かせていただくことにしました。

***

みんなで何かするときによく開かれるのが会議ですね。

みんなでよく、ってのは、ほんとに人が集まれば、いつもいつも会議会議。

会社でも、家族でも、イベントでも、ルームシェアでも、商店街でも、宗教団体でも、学級会とか、職員会議とか、国会とか、国連とか、町会とか、こども会は違うか、でも、打ち上げとかは一周して会議になりがちだなー、とか、ああ、おばちゃんの世間話は井戸端会議と名前がついてるなあ、とかとか。

もちろん、パフォーミングアートも「みんなで何かする」ことなので、会議多いです。
うんざりする会議もあるけど、感動する会議もある。無意味な会議もあるけど、この会議に参加するために生まれてきたのかもしれない、という会議も、あったなあ。

(関係ないけど、ブログに写真なしで長文投稿するのって疲れますね。気が向いたら、写真を入れて書き直します。)

で、気がついたわけです。
僕は、会議のよしあしを、パフォーマンスのヨシアシでみているということに。

きっと、アイカワさんならここで、小林旭のように笑いながら「岸井、わかったよ、おもしろいな」といってくれる、気がします。でも、岡崎さんは、まだ、え、何?という顔をしている気がします。二人を知らない読者の皆様にはすみません。文字通り楽屋ネタです。失礼しました。

よい会議が、よいパフォーマンスだとするならば、
パフォーミングアーティストは、会議を面白かったり楽しかったりするようにできるのかもしれない。
少なくとも、会議を表現媒体にできるかもしれない。

今、私は、「会議をいい演劇にする方法の探究」をしています。

「会/議/体」はそのための作品1、です。

***

では具体的に当日起きることを説明します。
3STEPあります。


STEP1 解決したい問題をください

会場は、We danceの待合室です。
あなたが当日、開港記念会館にいくと、以下のようなメッセージを書いた
「会/議/体」議題書き込み用紙
をお配りします。


あなたの「解決したい問題」を書いてください。会議にて解決します。
仲間が見つからない、今年の計画がたたない、恋人がほしいなど、なんでも結構です。無記名でかまいません。できるだけ具体的に書いてください。


他にも「助成金がほしい」「よい結婚相手をさがしたい」「自分の作品を上演したい」など。書いたら、会議体受付に渡してください。

STEP2 5分の会議で解決案をだします

いただいた議題から、くじ引きで議題を選んで会議をします。
岸井司会、ゲストと通りすがりのあなたが会議参加者。
5分の準備と5分の会議、そのとき偶然集まったメンバーで、解決案をまとめます。
ここの会議が、即興の作品なので、進め方などは内緒です。
会議開催時間は、両日とも2時10分ー3時10分と5時ー6時です。
場所は待合室です。
ぜひ参加してください。

議題を引いたら、読み上げますので、書いた人は参加してすることをお勧めします。
つまり、投稿した人は、会議開催時間に待合室にいていただけるとよい感じです。

ただ会議しているだけなので、すごーくちかよらないと聞こえません。会議に参加しないまでも、興味があるという方は、近くによって聞いていってください。
(まあ、we danceはコンテンポラリーダンスイベントなので、20年前に青年団に「聞こえないよ」といった人たちとか40年前に寺山修司に「どこで鑑賞したらいいかわからないよ」といった人たちのようなモダンなみなさんは会場にいないと思うので、余計な注釈ですが、ヒソヒソやっています。)

ゲストの紹介詳しくは、また別の日にこのブログでしますが、
13日の昼はままごとの柴くん、14日は終日ぷよぷよとかつくったゲームデザイナーの米光さん、夜はへんてこかわいいのアートラボオーバさんなど、創作界の問題解決のエキスパート(いろんな意味で)に声かけてます。



STEP3 解決案を実行します

解決案がまとまったら、即、実行部隊が結成され、実行に移します。完全に解決にいたることが可能な場合は解決し、そうでない場合は最初の一歩が実行されます。

実行部隊は、議題提出者と、解決案を考え付いた人と、ゲストで構成されることが多いです。

***

今、個人的には、
演劇と演劇以外の境界線があるのか、あるならどこに引けるのか、に、興味があります。


この作品は、we danceが2回目の上演で、
今後も、
町内会とか、会社の研修とかで、開催していきます。


パフォーミングアートの場でヒソヒソ会議が力を生み出しえるのかを試してみたいと思います。

2010年1月15日金曜日

「ピアノで踊る」チーム現地下見



開港記念館の一般公開日に合わせて、「ピアノで踊る」の会場下見と顔合わせでした。
山田せつ子さん、鈴木ユキオさん、黒田京子さん、岡崎さんと久々にお会いしました。

せつ子さんとは去年のアトリエ公演の時に枇杷系の座布団をお借りした時以来、
ユキオさんとは去年世田谷パブリックシアターのエレベーターでお会いして以来、
黒田さんとは黒田さんのライヴ以来、
岡崎さんとは待ち合わせ場所に財布を忘れて現れて、帰りにスーパーに寄りたいっていうので1000円かして以来。

せつ子さんとは5年前くらいにキムさんの演出で一緒に踊ったことがあります。
ユキオさんとは10年以上前にアスベスト館で踊ったことがあります。
黒田さんとは3年前に一緒にパフォーマンスをしたことがあります。
岡崎さんとは10年以上前にSTスポットで共に働いていました。

そんな皆様との再会。

さて、
ピアノを弾いていいということで黒田京子さんが軽快にピアノを弾きました。
その音楽を観光客がうっとり聴いていました。
開港記念館の管理の人に「蓋閉めて弾いてください」と注意されてしまいました。

それにしても、三人のダンサーとそれぞれ真剣勝負の黒田さんが大変なこの企画。
黒田さんの音楽は伴奏ではないんだから、全身の音楽なんだから、、、。

ではごきげんよう。


山田うん

(写真左から:岡崎さん、せつ子さん、ユキオさん、山田うん、黒田京子さん/1号室にて)

2010年1月14日木曜日

横浜散策

はじめまして。
まくらとジョーロの石原です。
今回、岸洋子と音の人たちと一緒に参加します。

昨日は、天気もよく、出来上がったチラシを片手に開港記念館を覗き見し、周辺をうろうろしました。
チラシを置いて頂けそうなカフェやCD屋さんに参上。
みなさん興味深そうに聞いて下さり、チラシを手渡しできるというのはありがたいものだとしみじみ。
昨日は、静かだった開港記念館。一ヶ月後はどんな人たちが集まるのか、楽しみです。
普段会えない人にも出会えそう。

昨日は急な坂にて稽古。
稽古、本番をどういうものとするか。
明日は開港記念館見学日!
覗き見でなく、実際に中に入ってみつけていこうと思います。


石原

wedance.jp リニューアルオープン!

もうお気づきの方もいると思いますが、
webがリニューアルされ、特設サイトがオープンしました。

「PC専用2010年度特設サイト」に詳細をアップしていますのでご覧ください。
http://wedance.jp/2010/index.html

これから新情報も随時更新の予定です。

2010年1月13日水曜日

Life/Like


「We dance」のチラシはごらんになりましたか?
表紙には、舞台とはひと味違う、普段着のアーティストの顔が並んでいます。

「We dance」では、多数のアーティストが集結します。そのイメージをビジュアルで伝えたくて、集合写真を作ることにしました。とはいえ、普通の顔写真や舞台写真が並んでもうまく伝わらないので、「自分の好きなものと一緒に撮ったポートレート」を共通項に参加アーティストの皆さんに撮影してもらいました。好きなものとは、恋人だったり、風景だったり、食べ物だったり、etc。そこからプライベートな側面が見えて、それらを集合すると、私たちの生活や社会の断面が見えて、ダンスに繋がればいいなあと思ったのです。
前回のチラシはダンス関係者向けだったけれど、今回は一般の人たちにも手にとってもらえるように、そして、当日たくさんの人たちに足を運んでもらえるように!という願いを込めました。

あちこちに置きチラシ/公演折込しています。このチラシをみたら、じっくり見てみてください。
どんどん宣伝してくれるとうれしいです。

(捩子さん、ご指摘ありがとう。直しました)

おかざき

2010年1月12日火曜日

急な坂で稽古してみました。

みなさま
鈴木ユキオです。昨日、急な坂スタジオで初稽古でした。ひとりだったので、ぼーとしている時間のほうが長いのですが、、静かで落ち着く場所ですね。
we dance 始まったようです、こういう自由な形の集まり方って、とても珍しく、実はとても難しいことなので、実行委員、サポートのかたがたの熱意と苦労に感謝してます。 
今回は音楽との関わりの企画も多くて、そこもみどころの1つですね。私は、2月14日にピアノと踊ります!! まだ黒田京子さんとはお会いしていないので、どんな出会いになるのか楽しみ。がんばります。
進行中のWSもおもしろそう、このブログで少しでも雰囲気をのぞいていきたいと思いますので、みなさまよろしくです。

2010年1月11日月曜日

音楽家も「We dance」

WSの第1週目が終わり、今日はチラシを各所に発送作業。

今回の「We dance」には音楽家もたくさん参加してます。

クリストフ・シャルルさんは、大橋さん・手塚さん・森下さん・山賀さんのダンスチームとコラボ。
KENTARO!!とネットでコラボの内橋和久さんは楽曲でウィーンから参加。
捩子ぴじんさん企画には、チェルフィッチュの音楽でもなじみのあるサンガツの小泉篤宏さん。
京都から参加の川崎歩さんの音楽は、OORUTAICHIさん。
まくらとジョーロの音は、こどものためのパフォーマンスグループ「もび」の西井夕紀子さんと佐藤公哉さん。
ノイズバンドを結成する、WSファシリテーターでもある宇波拓さん。
そして、「ピアノで踊る」で3人のソロダンサーとセッションする、ピアニストの黒田京子さん。

ということで、今日は音楽関係のお店やライブハウスなどにもせっせとチラシを送付。
横浜にはたくさんのジャズのお店があって、30年来のなじみの店ばかり。
マイペースのOIDON、元町のミントンハウス
なにもかもが美味しい大人のバー、日ノ出町のファースト
詩人らしからぬいつも元気なオーナー、野毛のドルフィー
フリーミュージックのコアなファンが通う、吉田町のリトル・ジョン
関内にあるシャズの殿堂エアジンでは、いろいろ勉強させてもらいました。

ぜひ音楽好きの人たちにもダンスを見てもらいたいなあ。

おかざき

いっぽづつ


はじめまして
家所辰顕(イエドコロタツアキ)と申します
今回運営協力ということで、待合室を中心に色々と細々とやらせていただきます

本日は「We dance」準備会ミーティングに初参加してきました

内容は大事な当日運営についての話で、決まっていることとこれから決めるべきことを一つづつ確認していきました

気づけば1ヶ月先には本番なのですね
本番に向けて色々な準備がありますが一歩づつ楽しんで進んでいければよいなと思います

家所

*写真:野毛・台湾料理店にてミーティングは続く(左から、井手さん、アイカワさん、木野さん、家所です)

2010年1月9日土曜日

「みんなのWe dance」募集中!

こんにちは
今回なぜか”みんなのwe dance”映像部門を担当することになってしまったきのさいこです。
本当は踊る方が好きです。やっぱりリアルなダンスには映像はかなわないと思っています。
でも、映像という手段を取り入れることによって、遠くにいる人ともつながることができたりします。
また、映像じゃないとできないダンスというのもあって、私はこころひきずられます。
そういうわけで、今回いまは遠くにいる(海外だったり、地方だったり)けれど、we danceに参加したかったなあという人及び映像作品として作った人を特に重点的にあつめております。あと、個人的にダンスってどこまでがダンスだろう?というのも気になっているので、アニメーションやら身体表現系まで声をかけはじめました。
(もちろん普通にダンスの作品も大募集中です)
さらに、どうせならこの作品を作るに至ったきっかけ等もお話ししていただこうとトークの時間も設けようかと。勝手に設定、勝手に盛り上がっております。
この私の妄想的試みも皆さんのご応募あればこそ。ぜひビデオ(DVD)をおくってください。お待ちしております。

おまけ
私も札幌出身です。なもので正月実家に帰っていました。札幌ダンスも紹介したいものです。どんどん全国ネット化していますね。

sai

「試行と交換」ついに始まる!


We danceプレイベントの「ワークショップ 試行と交換」が始まりました。参加者は、何かを教えてもらえるような内容ではなく、ファシリテータの最新の試行や、初体験の交換を目の当たりにしながら、積極的に巻き込まれていく内容なので、とまどいなどもありながら徐々に参加者のモチベーションも高まってすごく集中していたと感じました。見学の方からも今後さらに質問や感想をいただき全体の中で熱が高まるような時間になったらいいなと思いました。明日は私の時間もありどきどきです。緊張しつつも楽しみたいです!

*写真は、白井剛&高嶋晋一クラス:交換「物に味方すれば、何を敵にまわすことになるのか?」より

手塚夏子

2010年1月8日金曜日

ワークショップ試行と交換:最新予約情報

いよいよ明日からとなりました。
1/8 16:00現在、予約状況に追加変更等がでていますので、お知らせします。

◎参加が可能なクラス
高嶋クラス、神村クラス、きたまりクラス、宇波クラス ▶若干名申込受け付けています。
矢内原美邦&KENTARO!! ▶ 男子「参加」はあと1名です。

見学は全クラス可能です。間もなく定員〆切のクラスもありますので、お申し込みはお早めに!
申込先:info@offsite-dance.jp

2010年1月7日木曜日

チラシだよ、全員集合!

ごきげんよう。ワタナベシンヤでございます。

チラシが完成しましたので、ご報告申し上げます。
プリーズ エンジョイ!

今回、チラシのデザインを、3KGのデザイナー、
札幌在住の高野ともこさんに、お手伝いいただきました。
高野さん、ありがとうございました。

昨年末、ナガオカケンメイさんと一緒に
d design travelという雑誌を高野さんと私は作りました。
デザイン、観光、アートなどが好きな方には、
おすすめの雑誌ですので、手にとっていただければ幸いです。
深沢直人さんもコラムを書かれています。
私は、マイケル・ケンナさんの記事を書いたり、
高野さんらとバイリンガルのデザインや
コンテンツについて激論したり(笑)させてもらいました。

記念すべき創刊号は、北海道特集で、
次号は、鹿児島特集の予定です。
心当たりのある方、鹿児島情報も募集していますので
よろしくお願いいたします。


We dance チラシ

おことわり:このファイルは、印刷用のCMYK版から書き出しています。色合いは、実際のチラシの仕上がりとは、異なります。後で、ネット用にRGB版を制作します。

PNG版
JPEG版
PDF版

寒くなってまいりました。皆さん、ご自愛くださいませ。
(北海道は、雪だいじょうぶですか〜)





メイメイ


センベイ(私も、お神籤は吉でした)

2010年1月6日水曜日

急な坂スタジオ初日:新鋪美佳


みなさん
あけましておめでとうございます!

We dance が急な坂スタジオでのリハーサルを開始しました。これから本番まで日々いろんなアーティストが入れ替わりでスタジオで稽古します。
よろしくお願いします。

で、たまたまトップバッターでスタジオ入りした私のグループですが、太ったかもと言う人、朝までカラオケして声のかれている人などお正月明け感満載でした。そもそもダンサーが5人くらい欠席でした。
次回以降またがんばろうかなと思います。それでは。(あらしき)

*写真はスパッツの色を自慢しているところです。

2010年1月5日火曜日

急な坂スタジオ

ブログの更新が1日滞ってしまい、申し訳ありません!


みなさま 初めまして 初登場です
「We dance」準備室:急な坂スタジオ稽古場担当 伊藤史織です

実は今年成人式を迎えるひよっこなのでございますが
残念ながらスタッフやアーティストの方々からは
一度も大学生に見られたことはございません とほほ
老け顔は自分の長所だと思って受け止めております はい

We danceとは岡崎さんとの偶然のような必然のような出会いにより
昨年からお手伝いをさせて頂いております

ちなみにわたしも踊る人間でして(大学のダンス部で活動中です)
We danceの方々の足元にも及ばないど素人でございますが
機会を見つけてはちょこちょこ表現活動にも勤しんでおります
みつけたら是非活を入れて頂けると嬉しいです


さて昨日は我らが岡崎さんと急な坂スタジオさんの所へ
新年のごあいさつに行ってまいりました

急な坂スタジオさんからは「特別協力」としてスタジオの無償貸与をして頂いていて
1月4日から2月11日までの間、アーティストの方々の稽古場となったり
この期間中の土・日に行われるWS「試行と交換」(1月9・10・16・17・23・24・30・31日)の会場として利用させて頂いております

現段階では、新鋪美佳さん・井手実さん・川崎歩さん・きたまりさん・鈴木ユキオさん・高木生さん・まくらとジョーロさんが稽古をなさる予定になっていて、本日からアーティストの方々が稽古を開始されます。
ちなみに今日は新鋪さんがご使用になっています

また、チェルフィッチュの方々も別のスタジオで公演に向けて稽古なさっているようで
幸運にも昨日、岡田さんと山縣さんにもお会いすることができました。

急な坂スタジオさんまでの道のりは本当に急な坂をのぼっていくのですが
上りきったその場所には温かい急な坂スタジオのみなさまが迎えて下さいます。

みなさまも是非、We danceを機会に素晴らしいアーティストの方々や公演との出会いの場 急な坂スタジオへ足を運んでみてはいかがでしょうか?



そんなこんなでわたしも
素晴らしいアーティストやスタッフの方々に囲まれながら
始めてのことにとまどいながら
準備会のメンバーをやらせて頂いております

みなさまに楽しんでいただけるよう
脳みそをフル回転させて頑張ってまいりますので
こんないとうですが
We dance 共々 どうぞよろしくお願い致します。



いとうしおり

2010年1月3日日曜日

「We dance」準備会ミーティング:1/10開催

久々の準備会ミーティングです。
「We dance」を一緒に作ろうという方、ぜひご参加ください(要事前連絡)。

日時:2010年1月10日(日)18:30〜20:00
場所:急な坂スタジオ スタジオ2
http://kyunasaka.jp/access/index.html

2010年1月2日土曜日

ワークショップ「試行と交換」予約状況(その2)

1/2、午前8:30の予約状況です。2つのクラスで「参加」定員〆切となりました。お申込はお早めに!

白井剛&高嶋晋一クラス
 1/9(土)16:00-18:00, 1/10(日)16:00-18:00, 1/23(土)13:30-15:30 
 ▶ 「参加」定員〆切となりました。「見学」の申込承ります。

矢内原美邦&KENTARO!!
 1/17(日)10:30-12:30, 1/17(日)13:30-15:30 
 ▶ 「参加」の定員〆切となりました。「見学」の申込承ります。

参加の申込が可能なクラス:高嶋クラス(1/30)、神村クラス、きたまりクラス、宇波クラス
見学は、岡田クラス(1/9)以外は申込受付中です。
【申込先:info@offsite-dance.jp】

2010年1月1日金曜日

wedance.jp オープン


あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、「We dance」特設ウェブオープンしました。

wedance.jp

ウェブでの入場券予約開始です。とりいそぎシンプル情報のみですが、間もなく写真や詳細情報とともにデザインも新たにアップされる予定です。もう少々お待ちください。

我が家では、かんたんなおせちとスパークリングワインで乾杯。
皆さまにとって、よい年になりますように。