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2014年2月『RE/PLAY(DANCE Edit.)』急な坂スタジオ


2010年12月28日火曜日

きたまりディレクション

きたまりディレクションは、前回ご紹介したフリンジ参加の山賀ざくろを含め、4つ。身体に実直に向き合おうとするプログラム構成です。2/19-20、ヨコハマ創造都市センター3Fが会場となります。こちらも、進化中!

私はコンテンポラリーダンスのマーケットの中で踊ってきた若者だと思います。その恩恵はありますが、どうも新しいもの新しいものと云う雰囲気はかないません。ダンスでしょう。身体でしょう。新しいものに感動するわけではなく、ダンサーの身体に感動するんでないんでしょうか。存在感のある身体、緊張と緩みのある身体、観客の目の前で繰り広げられる身体の圧倒的な力。そんな力のある身体を待ったダンスを目の当たりにした時の至福感を味わいたいと今回ディレクターをつとめるにあたって考えたことです。ただ技術を身につければ良いダンサーかと云えばそうではないし、身体がきちんとたっていると云うことはどういうことなのかと考えたり、今ここにある身体の素材に様々な角度からしっかりと見つめていくことで、なんでこんな時代に身体を素材に表現たるものをしているのだろうかと,きちんと考えたりするのも良いかもしれないと思っています。
新しいもの新しいものと云う戯言に流されずに、きちんと身体に付き合いたい。ただそれだけなんです。



Deep Body—日常から放つダンス

2/19(土)18:00|60分|YCC/3F(定員200)|2,000円
出演/山田うん、他
▶かしこまって踊ります、作品つくりますでもなく、日々の生活の少しのきっかけで踊りだす身体はどんなものか、世代の異なるダンサーが3人ただただ踊りたいからだを、貪欲にむさぼる時間は、見ていて踊りたくなるものです。

Deep Body—舞踏をとりまく身体

2/19(土)20:00|90分|YCC/3F(定員200)|2,000円
出演/室伏鴻、他
▶舞踏という踊りが現れて50年あまり。数々のダンサーが舞踏出発点に踊り続けている。そんなダンサーを世代別に集めて【舞踏】の話しを飲みながら語り、時々踊ってもらいます。時代の中で舞踏がどんな変化を遂げているのか,実は知らない裏話なんかもを覗き見てみたいものです。

Deep Body—思考していくダンス

2/20(日)17:00|60分|YCC/3F(定員200)|2,000円
出演/黒沢美香、山田せつ子/ルール提案者:前野隆司
▶40〜50年もの間、踊り続けているダンサー黒沢美香、山田せつ子の2人の即興に対して、ルール提案者にロボットや人の思考の研究者を介入して踊って頂きます。同じルールに対して異なる2人の身体がどんな所に行くのか。見物です。
(写真:大久保由利子)

フリンジ参加/山賀ざくろ 「もーしょん&えもーしょん∞あおいゆう」
※詳細は、以下をごらんください。