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2014年2月『RE/PLAY(DANCE Edit.)』急な坂スタジオ


2011年12月22日木曜日

仮サイトOPEN!!「We dance 京都2012」

第4回目を迎える「We dance」、次回は京都です!
第2回の打上げで、京都から参加のアーティストや京都で活動する関東アーティストと「次回は京都だ!」と盛り上がり、この一年現地のアーティストや舞台芸術関係者と対話を重ね、2012年2月3日・4日開催の運びとなりました。

会場は、元・立誠小学校。昭和3年(1928年)に建てられ、廃校となったこの場所は地元劇団や学生の活動拠点になっています。
2009年1月に「We dance」の第1回目を開催した横浜市開港記念会館を彷彿とさせる近代建築。今回は講堂、自彊室、職員室、木工室などを使用し、近隣のライブハウス「UrBANGUILD」にも拡張し、さまざまなダンスの試行を行います。

詳細は、随時ウェブサイトで発表します。ご期待ください。


写真:元・立誠小学校の外観

2011年2月22日火曜日

「We dance 2011」にご来場ありがとうございました!

「We dance 2011」、無事終了しました。

ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました。また、ご参加いただきました多くの方々、お疲れさまでした。

「We dance」はダンスの当事者による場の創造だと考えています。その原動力となるのは人の力であり、人々の能動性や関わりの創造性がどれだけ発揮されるかにかかっています。個人の主体を越えて新しいダンス/舞台表現を切り拓こうとする視点やエネルギーが必要で、今回初めてディレクターを担うアーティストにとっては大いなる実験でもあり、試行錯誤の日々でした。結果として、幅広いジャンルや世代、表現形態の国内外のアーティストが初参加し、コンテンポラリーダンスの内側から、また外側から、さらには舞台芸術の外枠を揺らそうとする刺激的な試みが多く展開されました。

とはいえ、今回は開港記念会館から移動しての複数会場における開催、TPAMとの連携などの要素も加わり、「We dance 2011」の活動を十分伝えきれなかった反省もあります。とりわけ公演日時の変更が十分に周知できていなかったため、一部の参加者の方々にはご迷惑をかけました。改めまして、お詫び申し上げます。

横浜での開催は今回で三年目。参加アーティストは300人を越えます。このフォーラムに多くのアーティストの自主的な、問題意識、行動の実践の場が創られたことに、そのプロセスも含めて大きな意義があると考えています。参加者それぞれが持ち帰ったもの、個別な活動に発展しくいくもの、それらが積み重なってコンテンポラリーダンスに新しい可能性への揺らぎが生まれればと願っています。
「We dance」を継続開催には、アーツコミッションヨコハマの継続的な支援、急な坂スタジオの長期にわたる創造プロセス支援が大きな力となりました。ありがとうございました。

次回は、第2回目から飲みネタで盛り上がった「次は京都だ!」を実現したいと思っています。これまで参加した京都在住のアーティストを中心に実行委員会が結成され、地元の教育機関や芸術機関も巻き込んで準備が進められています。
「We dance 京都2012」、ご期待ください。


プロデューサー
岡崎松恵
(NPO法人Offsite Dance Project 代表)

2011年2月20日日曜日

砂連尾理さんの「歩くダンス」

「歩くだけでダンスになるぞ♪」のチームで、“動きを考えるひと”担当の砂連尾理さんの動画がアップされています。
http://www.youtube.com/watch?v=cwR6RJeVhcU

本日、歩き納め。19時までインスタレーションをオープンしています!

本日「We dance 2011」最終日!

昨日は、faifaiによるクロージングパーティー!「We dance」出演者/スタッフ、そして、海外からのTPAMゲストがたくさん集まって、黄金町視聴室2から「DUB」へはしご。横浜の夜を楽しんでもらいました。

さて、本日最終日。ぜひご来場下さい!
2/10 プログラム
■ ダンサーインザ蚤の市
■ 歩くだけでダンスになるぞ♪
■ フリンジ参加/山賀ざくろ 「もーしょん&えもーしょん∞あおいゆう」
■ Deep Body—思考していくダンス/黒沢美香×山田せつ子 ※予約申込受付中
■ Deep Body—舞踏をとりまく身体/室伏鴻

2011年2月18日金曜日

2/18(金)総合受付が、YCC1Fに変更します。

本日、総合受付が1階に移ります。「ダンサーインザ蚤の市」は地下1階で開催しています。
1階のロビーにて、大好評の「Field Works-office」の当日券を販売します。1,000円

※2/19以降は、地下1階に戻ります。

2011年2月17日木曜日

当日プログラム、アップしました。

こちらに、プログラムの詳細やタイムスケジュールがアップされています。
http://www.wedance.jp/2011/img/wedance_program.pdf

なお、2/18までの「Field Works-office」は、当日YCCにて受け付けています。
直接お越しになれない方は、090-6340-1127までご連絡下さい。

ご覧のうえ、ぜひご来場下さい。

2011年2月14日月曜日

本日、「We dance 2011」スタート!

TPAMとの同時開催で多くの人たちがYCCに出入りする中、「We dance 2011」がオープンしました。今日は蚤の市とフェデラツィアのみ。階段では黙々と歩くチームが準備中。明日完成し、ワークショプと打上げ兼シンポジウムが開催されます。せひご参加ください。

昨日美学研究者でダンス批評家の木村覚さんから、メールをもらいました。
「We dance」→「See Dance」ということでブログが立ち上がっています。ごらんください。
Notes on Dance
http://nodance.exblog.jp/

2011年2月13日日曜日

祝!捩子ぴじん「横浜ダンスコレクション EX / 審査員賞」受賞!

「We dance 2011」のディレクター、捩子ぴじんさんの振付作品『syzygy』が、横浜ダンスコレクション EX/コンペティションⅠ 作品部門にて審査員賞(グランプリ)を受賞しました!!!おめでとう!
捩子さんは、今回はワークショップ試行と交換のディレクションを務めています。2/17-18に報告会、2/19にアウトプットのパフォーマンスが行われます。ぜひご来場下さい。

WS報告会「FW:RE:試行と交換」
2/17(木)2/18(金)19:30-21:30|馬車道大津ギャラリー(定員35)|500円|出演:ファシリテーター、参加者
▶ジャンルを横断し、アーティストが自身の前提を揺さぶり新しい試みに取り組むワーショップ「試行と交換」の報告。ワークショップの記録映像を見ながら振り返り、ファシリテーターに質問したり、そこでの内容を参加者と一緒に実践したりします.

WS試行と交換 ファシリテーター企画「いるはずもない」
2/19(土)13:00-19:00|YCC&馬車道大津ギャラリー|1,000円|企画・出演:梅田哲也、川崎歩、危口統之、小林耕平、捩子ぴじん、橋本聡、山下残、core of bells
▶ファシリテーターが、防火扉、非常階段、会議室、掃除用具入れ、机の引き出し、ギャラリー、給湯室の冷蔵庫、B2階、従業員用エレベーター、配電盤、屋上、トイレの個室、カーペットの下、どこかで何かをやっています。あなたは警察で、泥棒で、探検家で、税務調査官で、渡辺篤史です。ずうずうしくもお越しくださいませ。

※当日券のみ(お得な「We dance 2011」回数券をご利用ください)

2011年2月12日土曜日

「歩くだけでダンスになるぞ♪」動画アップしました。

篠田ディレクションの歩くダンス。チーム編成は、関西の振付家・ダンサーの砂連尾理さん、建築家の大東翼さん、インタラクティブ・テクノロジーと身体表現について研究や作品制作を手がける立命館大学映像学部准教授の望月茂徳さんと学生の小原光洋さん。
この動画は、1/25に行った実験段階のもの。「We dance 2011」では、ヨコハマ創造都市センターの階段が音と光で反応する階段となります。
2/16-20の会期中に体験できます。入場無料。お楽しみに!

2011年2月11日金曜日

2/20 DB-舞踏をとりまく身体、桜井圭介さん出演決定

最終日2/20(日)19:30からの「Deep Body—舞踏をとりまく身体」。室伏鴻さんのトーク&パフォーマンスに、桜井圭介さんが出演します。

▶[舞踏]という踊りが現れて50年あまり、数々のダンサーが[舞踏]を出発点に踊り続けている。その中で見つけてきた身体性や意識について、言葉と身体を通して語る場を設けたいと思います。

会場:ヨコハマ創造都市センター3F
料金:2,000円(予約受付中)

2011年2月8日火曜日

faifai HASHIGO のチラシ

快快がオーガナイズする「faifai presents HASHIGO!!! closing party for TPAM&We dance 2011」。
楽しいチラシが間もなくできます。出演者も追加決定しています。
「We dance 2011」回数券、TPAMパスがご利用になれますので、ぜひご参加ください。



faifai presents HASHIGO!!! closing party for TPAM&We dance 2011
2/19(Sat) 21:00-29:00(5:00)|2,000円(当日のみ)@横浜 黄金町 試聴室その2

GUEST!!!
Dance!!
クリウィムバアニー / ほうほう堂×DJs(DJ死んだっけ?/DJ enchn)

DJs!!
やけのはら / ダイズ / ミニコミ / ゆめこ

Others!!
ドゥイ / L PACK /プリミ恥部

AND MORE!!!!!!
詳細は→→faifai.tvまで!!!!!!! :3

企画・制作:快快

2011年2月4日金曜日

本日予約開始!「Field Works-office」

ハイネ・ロズダル・アヴダル&篠崎由紀子(deepblue)「Field Works - office」

本日からメールにてお申し込みをお受けしています。下記の予約ページで予約状況をご確認のうえ、お申し込みください。定員が限られていますので、お早めにお申し込みください。
http://weblog.parc-jc.org/?eid=1414220

予約先メールアドレス:fwo@tpam.or.jp
①参加希望日時②枚数③氏名④連絡先(当日連絡がとれる電話番号)を明記のうえ、メールをお送りください。

※本作品は、「TPAM Direction Plus」のプログラムとしても紹介されています。申込はTPAMのウェブサイトでのみの取扱となります。Offsite Dance Projectでは予約取扱はありませんのでご了承ください。

チラシ折込について

「We dance 2011」の折込のお知らせです。

日時/2月14日(月)13:00-15:00
部数/800部
会場/ヨコハマ創造都市センターB1F 地図▶ http://www.yaf.or.jp/ycc/access/index.php

※事前に送付をご希望の方は、2/14午前必着でお送りください。必ず、上記時間内にお越しいただき、折込作業をお願いします。
送付先/「ヨコハマ創造都市センター気付(B1F)Offsite Dance Project」宛
〒231-8315 横浜市中区本町6-50-1 Tel. 045-221-0325(品名:「We dance 2011」一般折込チラシと記載願います)

※置きチラシの場合には、50部をお送りください。

2011年2月3日木曜日

2/19 faifai presents HASHIGO!!! closing party for TPAM&We dance 2011

ディレクター篠田千明のホーム、快快がオーガナイズするオールナイトのパーティーです。出演者も決定!ぜひご参加ください。

ダンス! ダンス! ダンス! 色んなカラダがあるけれど、最後はやっぱり自分のカラダでおどろよトゥナイッ(☆u★)/~快快が横浜は黄金町でHASHIGOしつつ一晩中遊べるパーティーやりますよ~♪カフェでダンス!クラブでダンス!美術館でダンス!道端でダンス!いろいろダンス!Let’s try HASHIGO party♡♡♡ And dance with faifai♡♡♡

日時:2/19(土)21:00~29:00(5:00)
料金:2000(当日のみ)「We dance 2011」回数券または、「TPAM」パスがご利用になれます。
会場:横浜 黄金町 試聴室その2(アクセスはこちら http://cafe.taf.co.jp/sono2/access.html
企画・制作:快快

GUEST!!!
Dance!!
クリウィムバアニー / ほうほう堂×DJs(DJ死んだっけ?/DJ enchn)

DJs!!
やけのはら / ダイズ / ミニコミ / ゆめこ

Others!!
ドゥイ / L PACK /プリミ恥部

AND MORE!!!!!!
詳細は詳細は→→faifai.tvまで!!!!!!! :3

2011年2月2日水曜日

予約申込についてのお知らせ

「We dance 2011」の予約取扱は、以下の2つのプログラムのみとなります。

Offsite Dance Project取扱(予約受付中)
きたまりディレクション「Deep Body」(2/19-20) 
▶ご予約方法:以下の予約フォームに入力し、送信してください。確認のご連絡を申し上げます。
http://form.os7.biz/f/47b26b38/
予約フォームからの返信メールが来ない場合はお手数ですが、①参加プログラム②枚数③氏名④連絡先(メールアドレスと当日連絡がとれる電話番号)を明記してinfo@offsite-dance.jp までお申し込みください。

TPAM取扱(2/4から予約受付開始)
We dance Presents「Field Works-office」(2/17-18)
▶ご予約方法:TPAMのウェブサイトで予約申込を開始します。
http://www.tpam.or.jp/

※カレンダーに「予約申込」の記載のないプログラムは、無料または当日券のみとなります。詳細は、特設サイトの「プログラム」をご覧下さい。
http://www.wedance.jp/2011/program.php

2011年2月1日火曜日

最新スケジュール、アップしました。

特設サイトの「プログラム」に、カレンダーをアップしました。出演者や内容などの詳細がご覧になれます。
http://www.wedance.jp/2011/program.php

今回「We dance 2011」では、昨年暮れから告知チラシを作成していて、企画が次第に形作られるたびに更新し、いま現在で5版目となります。その間お配りしたチラシには日時や会場が「未定」だったり、また、プログラムの一部で記載した日時や会場に変更がでています。ここに、おわびして訂正します!いま一度、カレンダーでご確認くださいますようお願いします。

▼これが告知チラシの表面です。表面は京さんのデザイン。裏面は簡易印刷しています。

2011年1月31日月曜日

WS試行と交換、折り返し。

飴屋さんから始まった「ワークショップ試行と交換」。1/8から三週間。危口統之さんと橋本聡さんのクラスも終わり、来週には山下残さんとcore of bells×小林耕平さんのクラスも最終回を迎えます。
それぞれ異なる表現ジャンルですが、そもそもの前提を問いかけ、新しい試みに取り組むファシリテーター。参加者である役者さんや美術家、ダンサー、学生さんは、その生成過程に巻き込まれながら一緒に試行しています。

(写真は、1/9 飴屋法水「いつもどおり」より)

その様子は、「We dance 2011」のフォーラムで報告されますが、橋本聡クラスの参加者の方が詳細に内容をアップしてくれましたので、ぜひご一読ください。
http://d.hatena.ne.jp/argfm/20110127

今後のワークショップ
2/5    山下残 10:30-13:30/core of bells ×小林耕平 14:00-17:00
2/11-2/12 川崎歩×捩子ぴじん 10:30-13:30/梅田哲也 14:00-17:00
▶参加ご希望の方は、Offsite dance Projectまでメールにてお申し込みください。

2011年1月29日土曜日

きたまりディレクション、笠井叡さん出演決定

きたまりディレクションの「Deep Body-1 日常から放つダンス」に、笠井叡さんの出演が決定しました。DBでは全公演前にきたまりの前座ダンスもあります。お楽しみに!

Deep Body-1 日常から放つダンス
出演/笠井叡、山田うん
2/19(土)19:30-20:30|会場:YCC/3F(定員200名)|料金:2,000円

踊る行為がどこからくるのか?純粋にダンスを見せるというのはどうゆうことなのか?踊る際の動機とは?と云ったダンスの出発点を公開し、ダンサーの思考がダンスにどう現れていくかを見つめていく場を設けたいと思います。

2011年1月28日金曜日

「FW-office」の動画をアップしました。

ブリュッセルKBC銀行所有の三階建ての約400 m2のオフィスをまるごと使って行われた「Field Works-office」の動画をアップしました。(カーイ劇場プロデュース)
http://vimeo.com/15878394

以下、ベルギーからのメールインフォです。

Field Works-office
by Heine Avdal & Yukiko Shinozaki

will be presented by the Festival ‘We dance 2011’ & TPAM, Yokohama (Japan)
17 – 18 February 2011

In their intimate and playful performances called Field Works, the artist duo Heine Avdal & Yukiko Shinozaki is looking for the poetry of the everyday life. “Field Works-office” is a location-based project, which unravels the conventions of non-theatrical spaces. In this project they collaborate with sound artist Fabrice Moinetand comic book artist/performer Brynjar Åbel Bandlien. By small shifts in reality, they create a dreamy, absurd, in-between world.

For the Japanese première in Yokohama, Masahiro Kohama and Un Yamada are participating as special guests, and the architect office “Contemporaries” support this project by providing their office as a unique performance place.

Practical information: this is an ongoing performance with 2 audience members to enter every 10 minutes. Reservation and payment of tickets in advance is required.

More info:
www.offsite-dance.jp & http://www.tpam.or.jp/e/
Tel&Fax. +81-45-565-2331 E-mail: info@offsite-dance.jp
www.deepblue.be
http://www.facebook.com/#!/pages/deepblue/371628682949

2011年1月27日木曜日

山下残さんのインタビュー

国際交流基金が創刊した毎月更新のウェブサイト「Performing Arts Network Japan」。今月のアーティストインタビューは、「ワークショップ試行と交換」ファシリテーターの山下残さんです。ぜひ、ご一読ください。
http://performingarts.jp/J/art_interview/1.html

ワークショップでは、参加者が残さんのクリエイティブな発想を体験し、一緒に新しい方法にも取り組んでいます。
あと3回、若干名参加者募集しています。ぜひご参加ください。

山下残「豆腐屋は豆腐しか作れない」
次回以降の開催日時▶1/29(土)10:30-13:30 |1/30(日)10:30-13:30 |2/5(土)10:30-13:30
「ダンスから、遠く離れても、それでもダンスになってしまう。これまでのいくつかの方法論を紹介しながら、いま興味のあることを、身近な素材を使って試したい と思います。新作に向けてのリサーチも含みます。いろいろな分野の人と、特に演劇の人に参加してもらえたらうれしいです。」(チラシコメントより)

2011年1月24日月曜日

「We dance 2011」特設サイト、オープン!

特設サイトでは、新たにアーティスト情報をアップします(随時更新)。また、これからカレンダーやプログラムの詳細もアップする予定です。
このブログでは、おもに最新情報をアップしていきますので、引き続き、チェックしてください。

今回のウェブデザインは、快快のメンバーで、今回篠田ディレクション/白神ももこ振付・構成の「Shall we UDON?」にも出演する加藤和也さんです。2/19のYCC/B1Fで開催しますので、ぜひご来場を!

2011年1月21日金曜日

「Field Works-office」に、小浜正寛・山田うんのゲスト出演決定!

ハイネ•ロズダル・アヴダルと篠崎由紀子によるFW-officeは、これまでさまざまな都市のオフィス空間で上演されてきました。スウェーデンのヨーテボリダンス&演劇フェスティバルではレンタルオフィスRegus、ブリュッセルではKBC銀行の建物内、コルトレイクではBUDA Art Centerの事務所、ノルウェーのBergen Oktoberdans festivalでは設計事務所3RW、フランスのリールではLe Fresnoy (National studio for Contemporary art)の事務管理室など。
空間/環境自体が持ち合わせている規則やコードを考慮して、それに応じたり逆らったり、また、観客の反応や存在自体に敏感に対応していく即興的なパフォーマンスでもあり、スペースによって作品は大きく変化していきます。

さて、今回「We dance 2011」で日本初演となるFW-officeは、馬車道駅から歩いて1分の、とある建築設計事務所が舞台となります。今回は特別ゲストとして、俳優/パフォーマーの小浜正寛さんと初共演。また、2007年『ひび』で篠崎さんと共演した山田うんさんが出演します。
10分おきに2人ずつ入場し、滞在時間30分まで。フィクションとノンフィクションの狭間を行き来する体験をお楽しみください。

※本作品は、「TPAM Direction Plus」のプログラムとしても紹介されています。申込はTPAMのウェブサイトでのみの取扱となります。間もなく予約サイトオープン予定です。少々お待ちください。

2011年1月18日火曜日

速報!歩くだけでダンスになるぞ♪ワークショップ&打ち上げ

謎のプロジェクト、歩くだけでダンスになるぞ♪に関わった、じゃれおさんと大東さんのワークショップをやります!!
じゃれおさんは足を考えたり、そこから歩くてとこから、動く事の快楽までつながるなにかをいろいろやりますよ!大東さんは『階段のなかのかいだん』を、フェルトを使って、実際の階段にデコるものを作ります!!
そして、その後は飲みながら、今回のプロジェクトがどういう風にすすんでったかを話す会。
望月さんや、おばらくん、シノダも交えてみんなでうちあがろう〜

日時 2月16日(水)
砂連尾理and大東翼WS 14:00~16:00|集合場所:YCC/B1F「We dance 2011」総合受付|参加費無料
みんなで打ち上げ兼シンポジウム 17:00〜|会場:YCC/B1F |入場無料(持込自由)

動きを考えるひと:砂連尾理/フレームを提案するひと:大東翼/どうなるを作るひと:小原光洋/反応を仕掛けるひと:望月茂徳/まとめるひと:シノダ

2011年1月16日日曜日

「記憶をダビングする行為」ブログはじめました。

皆様、はじめまして。「試行と交換」ファシリテーター川崎歩です。
今回のワークショップに向けての準備や稽古、自分自身の方法論、過去の作品などを期間限定のブログで載せていこうと思います。
ブログ上ですでにwsがはじまっている状態になり、その延長で2月、横浜でみなさんと、生のやりとりができたら嬉しいとおもっています。
いろんな突っ込み待っています。
http://medamagumi.blogspot.com/

2011年1月12日水曜日

「We dance 2011」運営協力ボランティア募集!

「We dance」は、<アーティストラン>により日本のコンテンポラリーダンスの活性化を目指して、NPO法人Offsite Dance Projectが2009年から毎年横浜で開催しているダンス・コミュニティ・フォーラムです。
今年は新たに三人の若手アーティストをディレクターに迎え、1か月間にわたる先行ワークショップに続き、2/15から6日間のフォーラムを横浜市内中心部で開催します。今回、このフォーラムを一緒に作って下さる運営サポートスタッフを募集しています。
80年代生まれの三人のディレクションには多分野のアーティスト、建築家、インタラクティブアートやロボティクス研究者も参加し、多彩なプログラムが登場します。身体に実直に向き合おうとするきたまり、ジャンルを横断して身体の新たな可能性を拓こうとする捩子ぴじん、ユニークな発想で開かれたダンスの場を作る篠田千明。また、番外編として、各国で高い評価を得ているベルギーのアーティストによる「Field Works-office」を、とある建築設計事務所にて日本初演します。
運営協力スタッフの皆さんには、お手伝いというより、より自主的な参加を期待しています。具体的には、各ディレクターやテクニカルスタッフのもとで、アーティストをサポートしつつ、観客の対応をしていただくのが主な仕事です。チームを組んで、それぞれの役割とスケジュールを立てていただき、可能な範囲で他のプログラムを見ることも可能です。
一緒に『We dance』を作ろう!という方、ダンスの多様な取り組みに関わってみたいという方、ぜひご連絡ください。お待ちしています。

【募集要項】
■日程:2月15日(火)- 20日(日)9:00-22:00
■会場:ヨコハマ創造都市センター(YCC)、馬車道大津ギャラリー、周辺屋内外(みなとみらい線「馬車道駅」下車直結)
■募集人数:12人
①総合受付及び篠田&捩子ディレクション/募集:6名/日時:2/15-20 10:00-21:00
②ハイネ&篠崎「Field Works-office」/募集:3名/日時:2/17-18 11:00-20:00
③きたまりディレクション/募集:3名/日時:2/19-20 10:00-21:00
■応募方法:(1)氏名 (2)参加可能日程/1日単位 (3)連絡先(4)参加希望プログラムなどを明記の上、Offsite Dance Projectまでご連絡ください。E-mail: info(a)offsite-dance.jp
※交通費の実費支給あり(上限1,000円/日)。

各プログラムの詳細は、以下のブログをごらんください。

2011年1月10日月曜日

「試行と交換」ファシリテーター 橋本聡さんについて

こんにちは。We dance 2011ディレクターの捩子ぴじんです。
1月8日(土)から始まった「試行と交換」、たくさんの申し込みありがとうございます。
飴屋法水さんの「いつもどおり」が終了し、危口統之さん「客席の設計」は最後の一回に向けて試行錯誤しています。
そして今週はいよいよ橋本聡さんの試行と交換が始まります。

橋本聡「場時盗風、ズボンに穴、壁に穴、風に穴、空に穴。工具や身体じゃ足りない」
①1/15(土)10:30-13:30 ②1/22(土)14:00-17:00 ③1/30(日)14:00-17:00
[過]:ワークショップのヒエラルキーを利用し、縄等で参加者同士が拘束しあうよう促す。
ほとんど動けなくなった彼らを監禁、その間に彼らから盗る。彼らが盗れるなら私からも。
[現]:2月のフォーラム等に絡み、上演でなく穴の実践。舞台等の先取りされた場でなく、
不確定で不意な場(ホームレスシーンと呼ぶ)を。[未]:私は2年、5年、いつか忘れた頃に参加者にアクセスする。
Tel、メール、住所でなくとも名前や顔がアドレスに。[情報に穴]

橋本聡さんは今僕が一番影響を受けている作家です。
ちょっと長くなるかもしれませんが、紹介させてください。



電車の中で、車内に空き缶が転がっている時の気まずさ。
誰か拾えよ、とか、自分の方に転がってくんな、とか、
俺が拾ってもいいけれどいい人ぶってそうで、それはそれで腹立つ。
橋本さんの作品を思い出すと、いつもあの気まずさが立ちあがります。

アーカスの展示 → 「行けない、来てください」
内容に関してはこちらのブログに詳しく → 「幽霊」としての作品鑑賞~橋本聡「行けない、来てください」
昨年の「試行と交換」ファシリテーターの高嶋晋一さんが橋本さんの作品について詳しく書いています。
→ 握った拳で握手は可能か――橋本聡《Wake up. Black. Bear.》について

橋本聡|Satoshi Hashimoto
1977年生まれ。最近の主な発表:2007年頃からいつまでか不明「待てない、逃げてください」(アーカス辺り、及び不明)。
2010年3〜5月「行けない、来てください」(アーカス)。6月「来ると減る」(Art Center Ongoing)。
7月「気象と終身—寝違えの設置、麻痺による交通」(アサヒ・アートスクエア)。
7〜10月グループ展「もっと動きを—振付師としてのアーティスト」(広島市現代美術館)。
2011年「We dance」(横浜)参加予定。2017年「未来芸術家列伝IV」(東京)。