「We dance」終了から3ヶ月余りが経ちました。
まだ整理のついていないことはあるのですが、次回「We dance」の準備を進める中で、新たな形を模索することにしました。
過去二回にわたり横浜の歴史的建造物である開港記念会館を全室使用して開催してきた「We dance」ですが、今年度は2011年2月に名称も新たにして横浜で開催が予定されている「東京芸術見本市(TPAM)」及び市内の参加劇場等とも連携し、2011年1月〜2月に市内中心部の各所で開催します。
開港記念会館は経済的なことや公会堂ゆえの厳しい使用制限もありますが、今回、芸術見本市と連携することで、横浜に根ざして活動する人たちとも一緒にダンスを考えるいい機会だと捉えています。
現段階ではまだ使用スペースなど公開できない状況がありますが、次回は見本市の会場に加え、周辺にある穴場的なスペースを独自に手配し、それらのスペースを横断しながら、アーティストの潜在的な力を照らし出す、アイデアをともに探求する、多様な考え方を共有できる、ダンスの場「We dance」を作っていきたいと考えています。
これらのとりまとめとして、わたくし岡崎がプロデューサーとして務めさせていただきます。
また、これまでアーティストの考える企画を中心にしてきましたが、それを一歩進めて、ワークショップやスペースごとで何人かのアーティスティックディレクターをたてて、プログラム編成や広報の方針、予算も含めて任せつつ、一緒に考えていきたいと思っています。
さらに、これまで準備会が多くを担ってきた制作を担当するチームを組織します。ここでは経験不問です。
新しい試みですが、「We dance」の誰もが出入り自由に発言する場はぜひとも残したいと思っています。
今後ブログにて、進行状況などお伝えしていきますので、時々のぞいてください。
そして、ディレクターの自薦、制作チームメンバーの参加、ぜひご検討ください。
また、ご意見などお聞かせお寄せいただけるとうれしいです。
ブログやTwitterは「we dance」に関わる全てのアーティスト・制作者の自由な発言の場ですので、引き続きご活用ください。
今後ともよろしくお願いいたします。
NPO法人Offsite Dance Project
代表/プロデューサー
岡崎 松恵